顎の痛みと関節円板のズレの改善 20代女性

2024年1月10日

顎の痛みも関節円板のズレも体に溜まった緊張の影響で起きています。

緊張を減らす施術で、その場で変化が確認できます。

顎の痛みと関節円板のズレの改善 20代女性の施術

3回の整体施術の改善経過を動画にまとめました↓

お身体の状態

「右顎の痛みとズレ感があります。」

「2年前から歯科でマウスピースを使っていたのですが、最近は使う方が痛いと感じる様になって使っていないです。」

20代女性。

アプローチ

自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。

マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。

からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図
からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図

整体要因リレーション

(アゴの痛み)

  • 内部の緊張との連動 40%
  • ストレス系緊張が直にかかる影響 20%
  • 肩の緊張との連動 20%
  • 股関節の緊張との連動 20%

マスキング現象として緊張の滞りを生んでいた事象は、

  • 19歳の時の事故
  • ストレスマスキング

不調の変化

  • 顎の痛み:2回の施術で痛みは出なくなった。
  • 関節円盤のズレ:下顎のブレは残るが、関節円板自体のズレは8割がた改善
  • 肩こり:肩甲骨に発生していたが、3回目の確認では発生していない
  • 腰痛:3回目の確認でも後屈で少し出ていたが施術で消失

関節円板のズレ比較(初回施術前-3回目施術後)

関節円板のズレの状態(初回施術前)
顎関節の飛び出し位置で関節円板のズレが判断できる
関節円板のズレの状態(3回目施術後)
顎関節の飛び出しが揃いつつあります

整体所感

下顎のブレがまだ残りますが、関節円板自体のズレは8割がた改善しているため、この後は間隔を開けてのメンテナンス施術で十分と思います。

一般的に関節のズレが痛みを生むというイメージを持ってられる方が多いですが、


  • 体に溜まった緊張の左右差が関節円板のズレを起こしている
  • 体に溜まった緊張の高まりが痛みを起こしている

訳で、ズレ自体は痛みの原因ではなく、ズレも痛みも体に溜まった緊張がもたらす結果なのです。

つまり、ストレスと自律神経がかかわる現象なのです。

この度の施術も緊張が減るに比例してズレや痛みは減少しました。

痛みが2回の施術で出なくなりましたが、関節円板のズレはまだ課題が残っています。

この経過からもズレているから痛むのではないことがわかります。

緊張は自律神経の仕組み(脳)が理由があって入れているので、マッサージや押圧をおこなうと神経を逆なで緊張が増すことがあるので注意が必要です。

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