バレーの試合中にぎっくり腰してからの寝起きの腰のつらさと膝のつらさ
ブログ 「 ストレスからくるアタックの時の激痛 」の30代女性が2年ぶりにご来院。
腰、膝だけでなく、前回と同じ右肩に痛みが出始めて、当院を思い出していただけました。
バレーの試合中にぎっくり腰してからの寝起きの腰のつらさと膝のつらさ 30代女性
「3ヶ月前に、バレーの試合中にぎっくり腰みたいに動けなくなって、それ以来、寝起きの腰の辛さ、左膝裏の痛み、右膝の痺れが出てきて。」
「寝起きや、朝の正座がしんどいです。」
「今は右肩まで痛み出てきて! 2年間、絶好調だったのに。」
30代女性。
動きの確認では、
挙上で右肩の痛み、前屈で左腰痛と可動域の悪さ、後屈OK、左膝裏は常に重痛い、右膝は膝の右側面に痺れで感覚がない感じ。
整体要因リレーション
整体チェック法でみた不調との連動部位。
腰痛:
- 冷えからの内部緊張との連動 40%
- 脚部との連動 40%
- ストレスが直で関わる 20%
左膝裏痛: 腰と同じ
- 冷えからの内部緊張との連動 40%
- 脚部との連動 40%
- ストレスが直で関わる 20%
右膝:
ストレスが主でかかわって痺れになっている
右肩:
肩は腰と同様のリレーションで、過去に出た関係で右肩に影響が出やすくなっている
施術経過
初回施術
整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。
典型的な冷えがかかわる内部緊張との連動が主になっています。
緊張連動や部位の緊張等を解放させてチェック法の反応が落ち着いたところで確認。
右膝、
「しびれる感じ減っています。」
右肩、
「痛み弱くなっています。」
前屈での腰痛、
「さっきより曲がります。痛みが真ん中に移動してきました。」
左膝裏、
「柔らかくなってきています。」
再調整で、
右膝、
「押したときの感覚が戻ってきました。」
右肩、
「大丈夫になってきました。」
前屈での腰痛、
「さっきよりさらに曲がります。こんどは痛みが左に戻ってきました。」
左膝裏、
「大丈夫です。」
腰に関して、さらに2回ほど再調整をおこない、可動域アップ、痛みなくなり終了。
施術経緯から、冷え(体内の温度差)の影響でカラダの許容範囲に余裕が無くなっていたのが主なので、冷え取りの最適値をお伝えしました。
「シャワーが多かったからですかねえ? ひどくなってから前言われたこと思い出してお風呂に入ったりはしたんですけど...。」
そうなんですね。
温度差による自律神経の乱れの影響は、からだに残りやすい緊張としてかかってくるので、蓄積しやすく、日々の積み重ねなので慌てて入り始めても、量的にすぐには解放されにくいです。
これから、気を付けていただければ、この一回の施術で大丈夫でしょう。
整体所感
2年前はストレス痛でしたが、今回は冷えによる影響がじわじわ溜まってきて不調に至るケースでした。
冷えとは、温度差なので、運動の後きゅーっと冷たい飲料を飲んだり、シャワーだけで済ませたりで、気づかないうちに溜まってくる緊張です。
ぎっくり腰もその影響で出たものと思われます。
現役でスポーツをされている方は、痛みに慣れていますからストレッチとかで凌ぎながらギリギリまで我慢される方が多いです。
しかし、緊張の蓄積が起きている状態は、痛みが有る無しだけの問題ではなく、運動パフォーマンスにも影響が出ているのです。
一番の違いは、『カラダのアライメントの状態』。
カラダ全体として、整列状態にあるか?ぎくしゃくしている状態にあるか?で、物理的な筋力とかの伝達のスムーズさに差がでますから、緊張の蓄積量が多い状態では運動パフォーマンスが落ちてしまうのです。
機能アップを狙って、「カラダのキレが違う。」と試合前に調整に使ってくださる方もおられます。
不調発生のメカニズム(緊張の蓄積現象)についての詳細は、
をご参照ください。