実は私もびっくり
「一ヶ月前、無理に重いものを持つ仕事をして、次の日立てない状態になりました。」
「それは、2、3日寝たら治ったのですが、昨日、うたた寝で痛みが再発しました。」
40代男性。
仙骨右側に強い痛みがあり、
- 寝て起きる時、つかまらないと立てない
- 座っても痛い
- 座った状態から立つとき痛い
- 前かがみが痛い
かなりのお辛さですが、GWにも少し再発したらしく、再発の仕方に筋骨格系以外の要素を感じます。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
腰椎3番目と4番目、仙腸関節のズレ
下腹部の緊張、股関節と腰のストレス反応。
それらの解除と確認を3回ほど繰り返して、
「後ろにそるのはなんともなくなりました。」
「座るのも楽です。」
「でも、前にはやっぱり曲げられないですわ。」
まだお辛そうで、前かがみだけでなく、座った状態から立つことも変化ない状態です。
チェック法のアプローチに対する反応は消えているし、技が及ばない要素が残っていることになります。
たぶん冷えでしょう。
と、足湯に再度浸かっていただきながら、先に施術の説明をすることにしました。
15分くらいで説明が終了して、足をふいて立っていただくと、
「あれ?!」
「すんなり立てる。」
やはり冷えの影響ですね。
「へ~冷えでこうなるの。目からうろこです。」
私も予測はしていたとはいえ、想定以上の変わり様にちょっとびっくりです。
冷え取りが必要な方に必要性を説いてもなかなか実践に至らないケースは多いです。
(私もそうでした。)
今回の様に、その場で変化が出ると理解しやすいですね。