カラダの中の治療器

「左腰からふくらはぎまで痺れがあります。」

「両足の付け根から太ももまできつい張りがあります。」

40代男性。

 

パーキンソン病で治療器を胸に入れてられます。

治療器以外に、2年前に腰の手術の経験もあり、痺れはその後に発生したとのこと。

 

手術の影響だろうか、治療器の影響だろうか?

痺れの出方が一般的な坐骨神経痛の出方とは少し違う感じです。

以前、ブログ 「 ペースメーカーを胸に埋めてから、肩こりと首のコリがはげしいです 」 の方の施術ではペースメーカーが影響していました。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

痺れに対しては治療器が反応。

太もものきつい張りにも治療器が反応。

 

身に着けた金属の影響でお辛さにつながってしまうことがあります。

胸に埋め込んだ治療器の影響でお辛さが出ているのであれば、

仮に施術で痛みが取れても一時的なものになってしまい、治療器がある限りお辛さはすぐ現れてしまうでしょう。

 

したがって、金属には金属で対処。

今回も十一円療法という、金属でカラダの歪みを改善する療法をヒントに改善ポイントをさぐりました。

すると、一円玉一つで辛さが緩和するポイントを特定できました。

 

テープで一円玉をそこに貼って確認。

 

「左側の痺れがないです。太ももの張りも減っています。」

お客様がびっくりされています。

私も、すぐに効いたことにびっくりです。

 

残った太ももの痛みを再チェックすると、よくある筋骨格的な反応が出るだけです。

いつもの技を入れて確認。

 

「ないです。痛みが無いです。痺れも張りも。」

 

よかった。

十一円療法と整体チェック法のおかげですね。

 

理屈上はこの一円玉は常に貼りつづけなければならないことになります。

しかし、ブログ 「 ペースメーカーを胸に埋めてから、肩こりと首のコリがはげしいです 」のお客様も、今は貼らずにしのげるようになっているらしいので、カラダの順応力に期待です。

 

良い経過になりますように!