口が開きにくい!食事で疲れる 開口の改善に回数がかかったケース
ストレスと自律神経の関係で、体に溜まった緊張が多いと施術回数は多くなります。
開口制限は、体全体の緊張と連動していますから、顎だけ触る施療では改善は難しいです。
口が開きにくい!食事で疲れる 開口の改善に回数がかかったケース
6回までの開口の変化を連続動画にまとめました↓
平均的には、2回か3回の施術でメンテナンス間隔にもっていけるのですが、今回は、開口の戻りが多かったケースの動画公開になります。
お身体の状態
「1年前、食事中に噛む時にグキッとなって、それから徐々に、口が開け辛い状態まで進行しました。」
「マウスピースなども試しましたが、開け辛いのは続いています。」
「食事では開けにくいだけでなく、疲れます。」
「首の痛みや、右腰、左膝にも不調が出やすいです。」
山口県30代女性。
施術ポイント
緊張リレーション:アゴの開閉
- 内部の緊張との連動 50%
- ストレス系緊張が直で関わる 10%
- 左足に溜まった緊張との連動 20%
- 肩甲骨に溜まった緊張との連動 10%
内部緊張とは内臓周りに溜まった緊張で、温度差ストレスによって溜まった緊張と思われます。
緊張の連動としては以上ですが、マスキング現象が大きくかかわり、カラダが緊張の解放をしにくい状態になっていました。
マスキング要素:
- 10年前の事故の影響
- 10年前の手術の影響
これが大きくかかわって、回数がかかってしまう要因になっていました。
過去の出来事でも、潜在的には大きくかかわりができてしまっていることはよくあることです。
その事象にマスキングされて、当時の残緊張が残っている場合があり、その残緊張が今出ている症状に関わっている場合があるのです。
緊張の解放
自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。
マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。
施術経過
3回目の術後に見た目にわかりやすい開口変化が起きました。
- 術後の変化:4回目以降十分な開口を確保
- 術前の状態:徐々に開口が広がっている
術後の成果が出てきても、次の術前に少し戻る理由:
- 古い不要な緊張層がまだ体に潜んだ状態である
- 内部の緊張は温度差ストレス:まだ新たに入ってくる緊張が多い可能性
術前の状態が術後とイコールになると、施術としては一つの区切りになります。
6回目の術前を見ると、それは近いと思います。
(膝や腰も同時進行していて、3回目施術以降、気にならない状態に改善。今回は、開口を中心に説明しました。)