腰に激痛
「5日前、子供を抱っこして激痛が走りました。」
「整形で痛み止めと電気をしてくれるのですけど、痛み止めが切れてくると痛みが出ます。」
「日に日に痛くなってきて、激痛でかがめない。」
紹介でご来院。20代女性。
「痛っっ。」靴下を脱ぐ動作で痛い、前後どちらにもかがめない。
女性が激痛と言われるのですから相当痛いのでしょう。
「腰は奥のほうで、背中は表面です。」
...冷えもあるか?
チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。
下腹部内部の緊張、冷えの反応があります。
それらを解除後、ストレス系の緊張をとってカラダの緊張バランスをとって確認。
「あれ?...。」
「動かせる。」
「曲がる」
「違和感は少し残っています。」
再度調整して、
「大丈夫です。しゃがんで腕を伸ばしたら特に痛かったのですけど...。」
「なんともない!」
意外とあっさりとれました。
強圧の整体やマッサージは今までしたことがなく、そういう方はお辛さに関係なく改善が早い傾向があります。
今回は、冷えからくるカラダ内部の緊張が慢性化していたこと、お仕事の無理な体勢からくる背中の緊張バランスが崩れていたことが主因だと思います。
すでに張っている状態に、大きなお子さんの久しぶりの抱っこが引き金になったわけですね。
お辛さは、”休みなさい”のサインなので、痛み止めでカラダを麻痺させて動かしていると、カラダはさらに緊張を強めて、”休みなさい”と強く訴えてきます。
日に日に痛みが増したのはそのためだと思います。
冷えは内臓系に緊張を与えて、その影響が体表に出てきます。
主因の冷え取りのアドバイスをして終了しました。