中学のころの痛みが
ブログ 「 避難 」「 むちうちのような 」 の娘さんが関東から再来院してくださいました。
30代女性。
震災の避難時に3回。7月に1回。今回は2回の予定です。
首の痛みは以前より良くなっていますが、元々緊張層やマスキングが積もり積もっている状態です。
「腕が重くて上がらない」「背中が痛い」
いつものチェック法を使った施術を行います。
今回も次々と位置を変えて現れる痛みを追う施術になりました。
一旦上がった手が、再度痛みで上がらなくなったり、
確認と施術を繰り返し、痛みなく腕も上がるようになって終了。
2日目も表層を解除していくと、まだ奥から緊張層が次々反応してきます。
しかし、前日ほどではなく、反応が無くなって終了。
「楽になりました。」
(次の日)
「滞在日程が変わったので、もう一度受けさせてください。」
ヒヤリングで、
「全体的にすごく楽です。」
「朝起きるのが楽で、頭がすっきりしていて、若いころみたいに順序だって物事を考えられる。」
施術は、反応としてはだいぶ少なくなっています。
しかし、まだ、緊張層が出てきて取るたびに痛みの位置も変化していきます。
すると、
「左の肩甲骨が痛い!」
すぐ取りますね。
「先生、これは、中学の時に悩んでいた痛みです。」
「これがまた出てくるなんて...。」
体は記憶しているのです。
その人の体は、その人の歴史そのものを内包しているのです。
- 健昴会 宮川眞人 整体学より -
チェック法を使って反応する緊張層を取る施術を行っていると、この様なことに良く遭遇します。
中学か...。もうすぐ、堆積した緊張層を取りきることができるのかな?
お近くであれば、もっと適切な間隔で施術を行えるのですが。
岡山市 整体院 ほぐし庵
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