サッカーと腰痛
「あれから腰はしばらくよかったんですよ。」
関西の大学に行かれている20代男性。
一年ぶりに春休みの帰省でご来院。
「痛くて前にカラダを曲げられないです。」
「スライドしたり、右足で蹴るときにも痛いです。」
前屈がわずかしかできていません。
チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
緊張のリレーションが思ったより複雑になっています。
独特の緊張層の分布で、パズルを解くような感覚で解除を繰り返す。
前屈確認で、
「ここで痛い。」
カラダは曲がってきました。
再調整を繰り返して、
「大丈夫です。」
前屈で股関節から鋭角に曲がっています。
今度は、蹴りとかスライドとか動きをしていただくと、
「こうした時に痛い。」
関連した緊張層を消していくと、
「大丈夫です。痛くない。」
動きが良くなりました。
サッカーだからなのか?不要な刺激を受けていたからなのかわかりませんが、散在した緊張層が絡み合っている形になっていました。
何れにせよ、順序良く緊張層をきっちり解除していけば、カラダは元の状態に戻っていきます。