狭窄症で長く歩けない

「100mくらい歩くと、腰とお尻の付け根が痛くなって歩けなくなります。」

「病院では狭窄症と診断されました。」

 

50代男性。

 

歩く確認はできませんが、後屈で両臀部の低い箇所に痛み、ふくらはぎが常に張った状態。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

 

下腹部内部、股関節、仙腸関節、腰椎のズレ、マスキングが反応。

調和させて、緊張バランスをとり確認。

「お尻の下から、ゾワッと上がってくる感じの痛みに変わりました。」

 

再チェックすると尾骨のズレが反応します。

調和させて確認。

「もぞもぞする程度になりました。」

 

違和感は残りましたが、整体としては完了しているので終了。

 

(2回目 4日後)

「あの後、痛みが出なくて調子よかったです。」

「でも、昨日、雨の中30分ほど歩いたら痛みが出てきました。」

 

まだ、カラダが安定していない状態ですが、30分持つとは順調な経過です。

 

前回同様の施術をおこないます。

マスキング、カラダ内部の緊張、ストレス系の緊張が反応。

複数回、確認と解除を繰り返します。

前回より調整箇所が少ないです。

「お尻の方は消えて、腰の真ん中に痛みが移ってきました。」

 

後屈の可動域が上がってきています。

しかし、今残った痛みは狭窄症にダイレクトに連動している可能性があります。

チェック法の反応も消えてきたので、深追いせずに終了。

 

狭窄症自体は整体では変化しません。

しかし、お辛さの全てが狭窄症によって出ているとは限らないわけです。

 

病院で「様子を見ましょう。」というレベルの狭窄症の方は、

殆どの方が、それ以外の箇所を整体で調和させることで、日常生活で問題ないレベルに変わっていきます。

 

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