口を開けると左顎やこめかみ付近が痛い 香川県50代女性
温度差ストレスの影響で体に緊張が溜まり、顎の痛みにつながっていたケースです。
※2013年5月9日にアップしたこの記事を2023年11月13日に見やすく編集しました。(改善経過の動画をわかりやすく一つにまとめトップに掲載、解説の追記)
口を開けると左顎やこめかみ付近が痛い 香川県50代女性の施術
初回から3回目までの改善経過を動画にまとめました↓
お身体の状態
「口を開けると左顎やこめかみ付近が痛いです。」
「マウスガードは効果ありませんでした。」
香川県からご来院。50代女性。
施術ポイント
- 温度差ストレスによる緊張が溜まっている
- 体内部(内臓系周り)の緊張-肩の緊張-顎関節の連動
自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術
自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。
マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。
施術経過
初回施術
口が開けにくく、開口が斜めになっています。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
温度差ストレスによる体内部に溜まった緊張が肩と連動しています。
肩の緊張が顎に連動して、顎の緊張と関節円板のズレが起きています。
それらを順序良く解放して確認。
真っ直ぐ開いてきました。
最大開口でガクンとなり、その時痛みが出ますが、初回はここまで。
2回目施術(前回から1週間後)
「接触事故を起こして、夜と次の日、肩と首が重かったです。」
「痛みは週の後半に出てきました。」
開口が戻っています。
事故の影響がありました。
同様の施術で痛みは違和感レベルになり終了。
3回目施術(前回から1週間後)
「普段、痛みは無くなっていました。でも、大きく開けるとガクンとなってその時は痛いから、用心してしまいます。」
最初、戻っている感がありましたが、開口の戻りが少なくなっているので安心しました。
開口を妨げる緊張は少なくなっています。
いつもの施術で、工数少なく終了。
「先生、ガクンとなっても痛みが出ませんでした。」
よかった。
もう間隔をあけていけます。
次回は一ヶ月後メンテナンスです。
整体所感
ストレスで自律神経が乱れて体に緊張が入ります。
これが溜まっていくと緊張が高まり、痛みやゆがみにつながります。
緊張が溜まることによって収縮が起きるので、その左右差があれば、筋膜が引っ張られてねじれのテンションから関節円板がずれてきます。
緊張の高まりは痛みにつながります。
ストレスは心的なストレス以外にも、温度差ストレスもありますから、普段の生活習慣に気を付けることが大切です。