立ち仕事からの腰痛。だんだん足も痛くなってきました

2018年6月15日

「立ち仕事ですが、腰からだんだん足にもきていて辛いです。」

「かがんで戻すときや、座った時に骨盤の両脇に特に痛みが出ます。」

「首や背中のつらさもあります。」

 

紹介でご来院。50代女性。

 

簡単な腰痛と思っていたのですが、意外と複雑でした。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

 

冷えからの内部の緊張との連動。

ストレス系緊張も多くかかわっています。

緊張の蓄積と部位間連動を解放して確認。

 

「首はいいです。」

「前屈、前より曲がります。楽です。」

「後屈、少し曲がってきた。痛みが上に上がってきました。」

 

再チェックして確認。

「前屈、さらに曲がってきました。」

「後屈、最初とは全然違います。こことここに違和感が。」

 

この後、さらに楽になっていくのですが、少しずつで、古い緊張層の積もりがかなりのものでした。

最終、満足していただけて終了。

 

(2回目 9日後)

「背中楽です。首も出てないです。」

「腰は痛いです。股関節中心で痛みが出てきます。」

 

座位の痛みの出方は少なくなっていて、総合的には良い方向ですが、まだまだ芯に到達できていないと感じます。

同様の施術で、

冷えの影響がまだ反応してきます。

ストレス系緊張も出てきます。

 

何度か確認と技を繰り返して楽にはなるかがすっきりしない。

 

どこまで進めれば芯にたどりつくのか?

と、思いながらサーチしていると、ふと、肩周囲に関連している緊張が反応してきました。

 

解放を促し関連リレーションを調整すると、

ふと、整体チェック法が安定状態を示しました。

 

確認で、

「あ! はい。楽になっています。」

「うしろ、楽ですね。」

 

座ってみていただいて、

「楽です。」

「このへんも全く痛くない!」

 

よかった。

芯の隠れた要因に到達できました。

 

肩の深部に腰痛との関連が隠れていたことになります。

ちょっと工数がかかりましたが、紐解いていくと必ず到達できますね。

 

この後は、メンテナンス間隔で十分です。

冷え取りはこれからも続けてください。

 

お辛い箇所に刺激を入れると、緊張層が複雑になるし、緊張が高まるので注意が必要です。