左足の付け根(股関節内側)の痛みで足が開かない 40代女性

2020年8月29日

「結婚前から左足の付け根(股関節内側)と左脛に痛みを感じながら生活していました。」

「20年くらい経ちますが、ここ1週間、特に痛みが強くなって、座ったままでも痛いんです。」

 

40代女性。

 

後屈で左付け根が突っ張る、足を上げると上げにくく痛みが出る。

仰向けで外に開いていただくと、左足は痛くて開きにくく、右足より制限がかかっています。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

左付け根の痛みの要因割合は、

  • 骨格的要素 15%
  • 内部の緊張との連動 65%
  • ストレス 15%

脛は、

  • 内部の緊張との連動 75%
  • ストレス 15%

と反応が出ています。

マスキングに合わせて順序良く解除して確認。

 

「足あげは上げやすいです。少しだけ痛みがあります。」

「仰向けで開くのは変わっていないです。」

 

効率を考えて、仰向けの状態で施術を続けます。

解除と確認繰り返します。

 

「痛いけど開いてきました。」

 

徐々に緩んで可動域が上がってきて、

「こんなに開いたことは今までなかったです。」

 

痛みはまだ残っていますが、可動域が十分で、チェック法の反応が消えてきたので終了。

大量の緊張層が積もっていました。

脛の痛みは6割くらい残ってしまいました。

 

カラダ内部の緊張は体内の温度差で自律神経が乱れた時に起きると考えられています。

今回は、ストレスの影響もありますが、冷えによる影響が強いケースでした。

 

(2回目 1週間後)

「普段、そうでもないですけど、何か動いた時に、あっ痛いと思うことがあるくらいで。」

「前に比べたら、すごい楽になりました。」

 

よかった。

確認では、痛みは前より少ないですが、仰向けでの開きが少し戻っています。

 

冷え取りをきっちりしていただけているので、経過良好です。

今回も同様の施術で、開脚の可動域向上と突っ張り感とわずかな痛みが残るレベルで終了。

 

(3回目 1ヶ月後)

「快適に過ごせています。」

「日によって出てくることがありますけど、以前より楽です。」

 

よかった。

左足の可動域も良い状態を維持できています。

 

今回は、痛み無い状態で終了。

順調です。

 

今後も、今まで通り冷え取りを続けていただいて、時々、メンテナンスされたら大丈夫でしょう。