20年続く、耳の下と後頭部の圧迫感
「初見の相談をお願いします。」
顎関節症のお客様。40代女性。
- 耳の下、両側に常に圧迫痛
- 後頭部に常に圧迫痛
- イライラして腰回りが落ち着かない、座ってられない
医療機関では異状なし。
「歯列矯正もしているんです。」
歯列矯正されているのであれば、カラダへの影響が大きいので、整体の効果が持続しない可能性があります。
矯正が済んでからにされませんか?
「でも、辛さは20年前から出ているんです。」
「10代後半に〇〇の手術をして、それからカラダがおかしくなってきて。」
歯列矯正の影響分は残るでしょうが、お辛さ発生の経緯から、解決すべき他の大きな要因がありそうです。
今日は相談だけなので、施術の方向で日程調整することになりました。
それまで、冷え取りの適正条件をお伝えして行っていただきます。
(1回目 相談から2週間後)
「足湯続けました。」
「後頭部の痛みの出方が変わったりしました。」
「イライラが減ってきました。足湯での変化を感じます。」
足湯でイライラ感は減ってきたが、基本線は冒頭のお辛さがある状態。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
10代後半におこなった下腹部の手術痕がチェック法に反応します。
そこに、自律神経からの緊張が堆積しています。
相対解除の手法でその箇所の緊張を解放しながら、
マスキング解除と痛点リレーション解除を行い確認。
「首、どうかなあ。 あ、だいたい取れています。」
座ってみてください。
「落ち着かない感じ無いです。取れています。」
「耳の下はまだ圧迫感があります。」
微調整をおこなって、
「耳の下の圧迫が無くなりました。」
意外と早く不調が消えました。
(2回目 4日後)
「前より楽です。動けています。」
「腰回りが落ち着かない感じ、座っていられない感じは起きなくなりました。」
「まだ、ストレスがかかった時は首に辛さが出ます。」
よかった。
常に圧迫感がある状態から解放されました。
大半は、10代後半に行った手術の影響だったみたいです。
自律神経を整える目的で、このまま足湯は継続していただいて、歯列矯正が終わったら再調整にお越しいただければと思います。