走りのメンテナンス
あれ。マスク?
「昨日から熱っぽくて、唾を飲み込むと喉が痛いんです。」
足は?
「走れています。」
「以前より痛みが出にくくはなっているのですが、走っていて気にならない状態ではなくて。」
「練習では腰にくるし、座る時間が長いと左のお尻が痛くなります。」
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「 左足の痛みでストライド走法ができない2 」の、
愛媛県20代女性。
前回の施術後、調子は良かったらしいです。
しかし、冷え取りを怠り徐々に悪化、他院で調整後、そこでも冷えを指摘くださり、今は真剣に冷え取りをがんばっていただけているみたいです。
動いていただくと、前屈で右腰に痛み、左ハムストリングスに突っ張り。
後屈では左腰 。
喉の痛みなど、風邪様な症状は自律神経の乱れだけで起きていることがあるので、同時に関連をチェックします。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
カラダ内部の緊張が色々な箇所で反応します。
要因は冷えで、まだ冷え取りの効果は十分ではない感じです。
しかし、以前ほどではない。
ストレス反応が強いです。
今回は、どちらかいえばストレス系緊張解除が中心になりました。
マスキングに合わせてそれらを相対解除の手法で解放して確認。
「さっきより前屈が行くようになっています。」
「つっぱりも少ない。」
「左腰に痛みが出てきた。」
喉は?
「楽になっています!が、少し痛みがある。」
再調整で、
「取れています。」
「後屈から戻すときに少し腰に来るくらいです。」
「喉もさっきより減ってだいぶいいです。」
「あと、思い出したのですけど、練習中に昔出たシンスプリントが出るんです。」
「ケンケンとかする時に。」
前回の施術中にもシンスプリント様な痛みが現われて対応しましたが、マスキング層として存在していると思います。
再調整で、
「腰も足も取れています。」
「喉もいちばんいいです。」
整った感じなので、外を走っていただきました。
準備運動なしで、いきなり右ケンケンを3回、そして左ケンケン、そして走るを繰り返されています。
現役アスリートの練習って激しいですね。
確認とはいえ、大丈夫かなと冷や冷やする感じです。
「右でけるとき、左のお尻のつっぱりを感じます。」
再調整でもう一度走っていただきます。
「つっぱり消えました。大丈夫です。」
「2回目で何もなくなっちゃった。今回は早いですね。」
冷え取りをがんばってくださったおかげですよ。
シンスプリントは、お身体に余裕が無くなた時にはまた出てくると思います。
マスキングとして存在しているので、お身体に余裕がなくなった時には、その箇所に表面化しやすくなるわけです。
つまり、常に余裕を作っておけばよいので、冷え取りをこれからもがんばっていただくことと、
お近くの体幹調整に効果がある安全な整体院をお伝えしました。