育児の疲労が溜まりすぎで自分の食事すら面倒に
育児は本当に大変ですね。
一年前、ブログ 「 産後に尾てい骨の激痛 」でご来院された30代女性が育児疲れでご来院。
尾骨痛はあれ以来大丈夫だったみたいですが、今回かなり疲弊されています。
育児疲労で自分の食事すら「食べなくていいや」と考えるまでに疲弊した30代女性
「全体的に疲労しています。」
「アレルギーで、夜、咳鼻水がひどくて、咳で左あばら骨に痛みが出ています。」
「背中のこり、首コリ、顎の下も重いし、喉からおへそまでおかしくて、重くて突っ張る。」
30代女性。
動いていただくと、
後屈で背中のこりで反れない、頭を上に動かすとアゴから下おへそくらいまで突っ張りが強まる。
整体要因リレーション
下あごから胃にかけての痛み:
- 内部の緊張との連動 20%
- ストレスが直にかかわっている 20%
- 脚部全体の緊張との連動 40%
- 喉に蓄積した疲労系緊張との連動 20%
背中の痛み:
- 内部の緊張との連動 20%
- ストレスが直でかかわっている 20%
- 脚部全体の緊張との連動 60%
施術経過
整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層順序よく解放していきます。
古い事故マスキングも反応してきます。
紐付く奥の緊張の解放と全身の部位間の緊張連動を解放して確認。
「わ!首が動きます。」
後屈で、
「うわっ。曲がる。背中大丈夫です。」
「左のあばら骨も痛みが減ってきました。」
「ぶつけたような痛みが胸の飛び出した骨のところにあるんですけど、これが残っています。」
下アゴからみぞおちまでの辛さが減りましたが、胸鎖関節一点に痛みが残っているみたいです。
再調整で、
「うわ。体が軽い。」
「左あばら骨が完全に痛くなくなっている。」
「胸の飛び出したところの痛みも無くなりました。」
「胃のあたりに違和感が残っていますが、おなかがすいているからかな?」
「育児が忙しくて、ゆっくり食事できなくて、とらなくてもいいやって気持ちにまでなっていたんです。」
再調整で、
「胃の周り大丈夫です。」
「息がすごく吸いやすい!楽です。」
温度差による自律神経の乱れが関わっていたので、冷え取りの最適条件をお伝えしました。
二週間以内にもう一度受けていただくと体に余裕ができてくると思います。
育児されている方に共通の緊張の蓄積パターン
温度差・ストレスにより自律神経が乱れて体(筋膜・内臓)に緊張がかかる。
量的に多くの緊張が蓄積していたケースで、育児中の方によくみられます。
下あご、喉、首、胸にお辛さが集中していましたが、アレルギー性の咳の疲労というより、事故マスキングが上半身を覆っていたので、その影響で首中心の上部にお辛さが現れやすくなっていたと施術経過から感じます。
整体所感
呼吸が浅くなっていたことに、最後の方で気づかれましたが、緊張の蓄積が減るに比例して内部も含めて様々な部位が自由になるので元の様に深く吸えるようになりました。
辛さも同様に比例します。
温度差の影響もたくさんあったので、冷え取りを継続していただけていたら、今回の様に酷い状態にはなっていなかったと思われます。
ご本人も冷え取りの大切さに気付かれたご様子です。
あばら骨の痛みは、咳をしすぎて傷んでしまっている状態かと思いましたが、意外と緊張の蓄積で起きている現象でした。
体のバランスから咳の時の負荷が一か所に集中したことで、セーブをかける意味で緊張がそこに沢山かかったのだと施術経緯から推測しています。
育児と家事がんばってください。