回転性めまいに悩む70代女性の改善経過

回転性めまいの改善ブログです。

私自身経験がありますが、まともに歩けなくなるのでびっくりします。

病院で異常なければ、ストレスと自律神経の関係で起きていることが多いと感じています。

回転性めまいに悩む70代女性の施術

改善経過動画

めまいは動画には撮れませんが、体に溜まった緊張が減ることで筋膜が解放されますから、可動域に変化がみられます。

動画では、前屈後屈の可動域の変化で緊張の減りを確認し、不調との相関を確認できるようにまとめています。

お体の状態

一カ月前の夜中、目が覚めたら天井が回った(回転性のめまい)。

MRIで異常なし。

それ以来、回転性めまいに毎日のように悩まされる。

酷い肩こりと首から頭部の緊張もある。

ご紹介でご来院。70代女性。

整体チェック法でみた施術ポイント

整体チェック法による緊張のチェックでは、『からだの広い範囲にかかった緊張』と『内臓系にかかった緊張と肩、首、頭部への連動』が多く溜まっている。

広い範囲でかかる緊張は、心的ストレスによると思われる緊張で、体全体の可動域も狭くなっていることが確認できた。

自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術

からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図
からだに溜まった緊張で不調が発生し緊張の解放で不調が改善するイメージ図

自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。

マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。

施術経過

からだに溜まった自律神経の緊張を減らすと、筋膜が解放されて可動域に変化が出ます。

めまいは深夜や明け方が多く、めまいの頻度や強さの変化のヒアリングと緊張の減り(体の柔軟・可動域)の相関で経過を見ていきます。

初回施術

施術前後の後屈比較
初回施術の後屈可動域の変化
溜まった緊張が減っているが後屈柔軟性はわずかな変化
施術前後の前屈比較
初回施術の前屈可動域の変化
溜まった緊張が減っているが前屈柔軟性は膝が曲がっていて明確な変化が見られない
施術前後の股関節柔軟比較
初回施術の股関節可動域の変化
溜まった緊張が減って股関節周りが緩んでいる

酷い肩こりと首から頭部への緊張も減った状態で終了。

2回目施術前ヒアリング

「天井が回るめまいは、次の日は出なかった。でも、その後は毎日めまいが出た

3回目施術前ヒアリング

回り方が緩くなり、少し落ち着いてきた」

「回るめまいは、3日に一度の頻度だった」

「一昨日は仕事に行ってみた」

4回目施術前ヒアリング

「めまいは1回出ただけです」

5回目施術前ヒアリング

「今回、めまいは出ませんでした」

「肩こり、そんなにない」

初回と5回目の施術前の後屈比較
初回と5回目施術の後屈可動域の変化比較
溜まった緊張が減り後屈柔軟性が十分増している
初回と5回目の施術前の前屈比較
初回と5回目の前屈可動域の変化比較
溜まった緊張が減って前屈柔軟が明確に増している
初回と5回目の股関節柔軟比較
初回と5回目の股関節可動域の変化比較
溜まった緊張が減って股関節周りが初回よりさらに緩んでいる

酷い肩こりと首から頭部の緊張も並行して改善していきました。

この後、1ヶ月間隔のメンテナンスを続けていますが、回転性めまいは再発していません。

整体所感

回転性めまいは私自身も経験があって、「何か異常が起きたのでは?」と慌ててMRI検診と耳鼻科に行ったことがあります。

診断としては器質的な異常がみられず、「ストレスでしょう」ということでした。

同様の症状のお客様を施術していて感じるのは、

  • 平均以上に体に緊張が付帯している
  • 広い範囲で覆った緊張が多い
  • 肩、首、頭部周りの強い緊張

これらが確認されることと、ヒアリングでは、回転性めまいが起こる少し前に強い心的ストレスがあったことが共通しています。

つまり、普段から溜まった緊張が多く、めまい以外の不調を繰り返していて、

  • 体に余裕がない状態であった(慢性疲労)
  • 突発的に強いストレス事象に遭った

このようなご自覚があれば、病院を受診後、緊張を減らす施術を受けていただければと思います。

こった箇所にマッサージなど刺激を入れることは、自律神経の防御反応により悪化するので絶対にしないことが大切です。

Contact

岡山市 整体院 ほぐし庵

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