座位でお尻に力が入ると尾骨が痛む30代女性
小学校時代に尾骨の強い痛みに悩まされたことがあって、一か月前、尾骨を打ってから続く痛みが、そのころの様に強い痛みになるんじゃないかと不安な30代女性。
座位でお尻に力が入ると尾骨が痛む30代女性の施術
お身体の状態
座った状態でお尻に力が入ると尾骨が痛む。
一か月前に尾骨を軽く打っただけなのに痛みが続くことの不安。
施術ポイント
整体チェック法では、
- 体内部(内臓系周囲)に溜まった緊張と尾骨の連動
- 股関節周りの筋肉の緊張と尾骨の連動
が反応。
股関節周りの筋肉の緊張は、体内部(内臓系周囲)に溜まった緊張との連動が確認できます。
マスキングポイントとして、
- 小学時代の尾骨の打ち身の時系列でストレスマスキング
- 23歳の左足首捻挫の時系列でストレスマスキング
- 4年前の矯正施術の時系列でのストレスマスキング
が、チェック法に反応。
自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術
自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。
マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。
改善経過
初回施術
- 過去の矯正施術の防御反応による緊張
- 左足首の捻挫の時系列のマスキング
これらにひもつく緊張の解放を進めていくことが主になりました。
最終、尾骨の痛みは30%残った状態で終了。
2回目施術(前回から6日後)
「日常の尾骨の痛みの程度が変わってきました」
「膝の痛みが出てきました」
この日は、過去にあった膝痛と骨盤痛に対する矯正施術の時系列が反応。
膝の痛みが消えて、尾骨も痛み感じなくなり終了。
3回目施術(前回から7日後)
「尾骨の痛み感じない。座るときの怖さが無くなってきました」
この日の施術は、小学校の尾骨の激痛で悩まれた時系列がマスキングとして反応してきました。
意外とひもつく緊張は少なく、当時、あまり触ることなく自然な治癒により改善しているからだと思われます。
主は、体内部にかかるストレス系の緊張で、ヒアリングもしながら解放を進めていきました。
4回目施術(前回から2週間後)
「尾骨OKです!」
もう大丈夫です。
緊張連動の減りが股関節のゆるみで確認できた
尾骨自体に問題があるのではなく、他部位に溜まった緊張が、尾骨を打ったことをきっかけに尾骨と連動してしまった。
尾骨に痛みが出て痛みが抜けにくい状態が続いたのは、他部位に溜まった緊張との連動があったからです。
- 体内部(内臓系周囲)に溜まった緊張と尾骨の連動
- 股関節周りの筋肉の緊張と尾骨の連動
これらのリレーションが減ったことが、股関節のゆるみとしても確認できました。
整体所感
慢性痛は、自律神経がかけてくる緊張が溜まることで、緊張が高まり発生しています。
つまり、ストレスによる影響が強いわけです。
どこに痛みとして出るかは、
- 体全体の緊張バランスの結果出た
- 自律神経の仕組み(脳)が選んだ箇所
上記、選んだ箇所とは、シグナルとして痛みを出してくる場合があるので、特定の箇所を脳が選ぶ場合があります。
今回は、今となっては入れていなくてもよい過去の残緊張と、尾骨を打つという ”きっかけ” がかかわっていたと考えています。
自律神経に働きかけることで過去の残緊張は脳が解放してくれます。
緊張の減りで筋膜が解放されるので、痛みの減りだけでなく、可動域の変化も確認できることがあるわけです。
大切なことは、不調が出た時に刺激をいれないこと。
からだに不要な刺激を入れると、自律神経の仕組みはその刺激に反応して、その箇所に緊張を入れて守ろうとするので、緊張の連動が複雑になります。
つまり、一つ一つ緊張を解放する上で、時間がかかったり回数が増えたりするので注意が必要です。
岡山市 整体院 ほぐし庵
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