妊娠8ヶ月の坐骨神経痛。動くと電気が走る様な痛み
「痛っ!座るだけで痛いです。座ってしまったら響かなくなるのですけど。」
「二週間前から右お尻に痛みが出て、尾骨から、今は左お尻に強く出ます。」
「最近は電気が走る様な痛みになって。」
「階段や動こうとする瞬間に強く出ます。」
顎関節症と背痛改善後、5年ぶりのご来院です。
思い出していただけて良かった。
妊娠8ヶ月 20代女性。
妊娠中によくある坐骨神経痛様なお辛さですね。
今回は座位で施術をすすめていきます。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
整体要因リレーション:
- 冷えによる内部の緊張との連動 50%
- ストレス系緊張 20%
- 肩の緊張からの影響 20%
- 首の緊張からの影響 10%
坐骨神経痛によくある冷えベースの要因リレーションです。
マスキングに合わせ、内部の緊張の解放を促していきます。
部位間の連動などを調和させて確認。
まず立ってみてください。
「あ。痛くないかもしれない。」
階段を想定した踏み台を昇り降りしてもらいます。
「あれ、痛くない。なんで?」
「あ、前屈が痛かったはず。あれ?痛くないです。」
「あっ、まだ座るときが少し痛いです。」
5年前とは全然違う施術方法なのでよけいに不思議がられています。
再調整で、
「まだちょっと残っているかな?でも、全然良いです。」
わずかに残った痛みの要因をチェック法にかけましたが、防御反応や痛みの記憶が関係しているらしく、施術としては区切りとしました。
施術が以前と変わっているので、技の説明、技を入れたポイント、習慣改善として冷え取りの最適条件をお伝えして終了。
妊婦さんなので、冷え取りの時間は短めになっています。
靴下の重ね履きもお勧めしました。
「今、お腹の張りも楽になっている。それでなんですね。」
全身の調和で神経痛は消えています。
状況から、まだ痛みが出やすい状態ですが、冷え取りで徐々に安定するでしょう。
赤ちゃん楽しみですね。