いつもはやらない中腰作業の次の日に強い腰痛

いつもはやらない中腰作業。

腰に来ますね。私も経験があります。

しかし、施術を通じてわかるのは今回の中腰作業だけが問題ではなかったのです。

いつもはやらない中腰作業の次の日に強い腰痛 40代男性

「3日前、いつもはやらない中腰でのシール貼りの作業をしました。」

「その次の日の仕事中、重いものを持った時に、これはだめだと感じて。」

 

お客様である奥様のご紹介。

50代男性。

 

院のテーブル沿いに手を着いてカラダを支えながら歩かれます。

手放しでは歩きにくい、ぎっくり腰様な腰痛です。

痛みの中心は腰仙関節あたりに感じられています。

改善経過

初回施術

横になったり起きたりが難しそうなので座位で技をかけます。

整体チェック法でチェックしながら、相対解除の間接手法で緊張の蓄積を解放していきます。

マスキングに紐付く内部の緊張や部位間の連動を解放させて、

まずは、座ったまま足を上に動かす確認。

 

「さっきより楽に動かせます。」

 

立っていただくと、

まだすんなりは立てない。

椅子の背もたれに腕をかけて体勢を横向きで何とか立てた状態。

 

まだまだです。

再度、調整を進めて、立っていただくと、

まだすんなりは立てないが少し早くなってきている。

前屈は、

「すこし曲げられるようになりました。」

後屈は、

「痛い!難しいです。」

 

調整を繰り返し、最終、

  • すんなりは立てないが最初より楽に早く立てる
  • 前屈は少し楽
  • 後屈はまだ痛い
  • 歩くのは痛み無く掴まらずに歩ける

状態で終了。

2回目 9日後

「だいぶ歩けるようになりました。」

「腰の奥に突っ張るようなしこりが残っているような感覚です。」

ドアを開けて入って座るまで普通の動作になってられます。

よかったです。

 

今回はうつ伏せ施術。同様の施術で違和感なくなり、前屈も後屈も問題なくなり終了。

施術ポイント

整体チェック法で要因リレーションの確認:

(腰痛)

  • 冷えからの内部の緊張との連動 25%
  • ストレスがかかわる緊張 20%
  • 首の緊張との連動 20%
  • 股関節の緊張との連動 20%
  • 鎖骨周囲の緊張との連動 15%

ストレスマスキングの影響もありました。

1年間隔くらいでぎっくり腰を繰り返されていた

痛みなど整体的不調は緊張の蓄積が許容範囲を超えて起きています。

ベースとしては、冷え(体内の温度差)とストレスによる蓄積が半々で、潜在的にカラダに蓄積していたと思われます。

普段からカラダの容量に余裕が無い状態になっていたところへ今回の中腰と重いものを持つことが許容範囲を超える引き金になったと施術経緯から考えられます。

整体所感

きっかけが、中腰作業であることと、次の日に重いものを持ったタイミングなので、その時の姿勢などを原因として論じることが良くあります。

しかし、整体チェック法で緊張を解放していった経緯からは、冷えやストレスの影響が主でそちらに目を向ける必要があることがわかります。

1年ごとにぎっくり腰を繰り返していたのも、それらがカラダの許容範囲を常に占有していたためなのです。

不要な緊張を蓄積させないために、冷え(温度差)対策などを習慣にしておくと、ぎっくり腰は繰り返しにくくなるのです。

これは、習慣改善に取り組まれたお客様を通じて感じていることです。

 

冷え取りは個人毎の最適条件がありますから、それに気を付けることも大切です。

- About Us -

岡山市 自律神経に着目した整体院 ほぐし庵

完全無痛の技術

技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の解放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
  病院の検査で異常無い全身のお辛さが対象範囲です。
お辛さには必ず原因が存在しています。
医療機関で手だて無く悩んでおられる方へ、意外と整体的要因が原因である場合があります。ご相談ください。