ゆがみの影響

野球のクラブチームに所属されている、紹介でこられたお客様。

ファーストまで走るだけで、右足の太もも前面が痛くなる。 それをかばって走っていると、今度は左足が痛くなる。

この痛みは、練習後、4~5日続く。

これは、一週間の入院から退院した後から始まった。

入院は、足腰の症状ではないが、安静を求められた。

痛みの症状から言えば筋肉痛。

しかし、野球を続けていた人が、一週間の入院でここまで筋力が低下するのか?

安静が続くと腰のバランスを崩すことにつながるが、太ももの前面の痛みと、ここまで連動するのかなあ?

以前、私は2週間入院の経験があります。

この時は、職場復帰で着た社員ズボンが、入院前はパンパンにきつかったのが、ぶかぶかになっていたことを思い出しました。

しかし、一週間ではそこまではいかないでしょうね。

形態観察をすると、骨盤の歪みがやはり酷い。余裕で1f、股関節の転移もあった。

ここまで歪んでいると、歪みの影響は少なからずあるでしょう。

あとは、整えてみてどうなるかですね。

自己療法もお伝えして、3日後に控えた練習の後、痛みが出たかどうかメールをいただくことにした。

4日後、着いたメールで。

出なかったらしいです (ハッピー)

調子にのって走り回っていたら、左が少し痛くなったくらいで、痛みもすぐ消えたらしい。

歪みがここまで影響していたのですね。

次のお休みに再来院してくださり、歪みを確認したら1/3f程度。

「こんなに整体が効くとは」と喜んでくださいました。

私も勉強になりました。ここまで影響するのですね。

この度のケースから考えると。

逆に、整体による運動パフォーマンスの向上は無視できないのではないかな。

以前、格闘技とかやっていたことがあるのですが、現役時代にこのことを知っていれば...。