アゴが開かない
20代男性。右アゴの痛みでご来院。
口を開けていただくと、指2本分のところでロックがかかり、さらに開けようとすると下アゴが左にずれる。
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初回施術前
痛みがありますから、いつもの様に緊張消去法と、三軸修正法で、アゴにはさわらず全身を調整していく。
初回中間確認
アゴが緩んできて、3本分近く開いてきましたが、左顎関節に可動障害があり左に引き寄せられています。
初回施術後
三軸修正法による再調整で、いくらかまっすぐに開くようになりましたが、まだ、左アゴの円盤がズレやすいみたいで、戻ったりします。
アゴ周辺の筋肉が緩んで、顎関節の円盤が良い方向に戻り、痛みと開口が改善。
しかし、左アゴの円盤の不安定と可動障害はまだ残っています。初回としてはここまで。
「ガクガクも小さくなって、楽に開く。いい感じです。」
と、満足していただけましたが、経験的に、左アゴには何か成長期に動きの制限が入ってしまっている気がします。
「頬杖とかのくせはありませんでしたか?」
「やっていたと思います。」
成長期に、頬杖が習慣になっていると、後で取り除けない可動障害ができてしまうことがあります。
いくらか残るかもしれませんが、まだ、改善して、もっと楽になるでしょう。