右腕が痛くて上がらない。3日前から、夜、痛みで目が覚めます
「右腕が痛くて上がらないんです。」
「3日ほど前からは、夜寝ているときに痛みで目が覚めます。」
40代女性。
(初回施術前)
チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。
下腹部内部の緊張との連動がチェック法に反応します。
緊張消去法で連動を解放させて確認。
(初回施術 中間確認)
腕が上がってきました。
痛みは最初を10とすると6レベルまで減りました。
さらに痛みを取るためチェックを続けますが、冷えの緊張層が邪魔をしています。
施術を中断して足湯を15分おこないます。
「腕の痛いところが瘤のようになっているんです。」
そうですか。
「痛いところをマッサージもしていました。」
なるほど。そうでしょうね。
冷えの緊張が解け、チェック法に関連部位の反応が出やすくなってきました。
まず、マッサージなど不要な刺激で起こる防御反応を徹底的に消します。
そして、関連の筋骨格系の調整を確認を繰り返しながら行います。
(初回施術 最終確認)
「瘤がすっと楽になりました。」
「痛みも減って楽に上がります。」
施術前の十分の一くらいの痛みは残りましたが、初回はここまで。
「主人に強く揉んでもらったりしていたんです。」
元々の要因は、冷えから自律神経が乱れてカラダ内部に緊張が蓄積し、その影響が肩に痛みと可動障害として現れた思われます。
これは良くある四十肩のパターンです。
これを改善しようとして強いマッサージを行うと、カラダが防御反応をおこし、その箇所の緊張がさらに増して痛みが増幅していきます。
瘤のようになっていったのも強いマッサージによるものと思われます。
四十肩に限りませんが、
病院の検査を受ける、辛い箇所に刺激を入れない、冷えを疑う。
これが早期解決のコツになります。