右腕が痛くて上がらない。3日前から、夜、痛みで目が覚めます

2020年2月4日

「右腕が痛くて上がらないんです。」

「3日ほど前からは、夜寝ているときに痛みで目が覚めます。」

40代女性。

(初回施術前)

チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。

下腹部内部の緊張との連動がチェック法に反応します。

緊張消去法で連動を解放させて確認。

(初回施術 中間確認)

腕が上がってきました。

痛みは最初を10とすると6レベルまで減りました。

 

さらに痛みを取るためチェックを続けますが、冷えの緊張層が邪魔をしています。

施術を中断して足湯を15分おこないます。

 

「腕の痛いところが瘤のようになっているんです。」

そうですか。

「痛いところをマッサージもしていました。」

なるほど。そうでしょうね。

 

冷えの緊張が解け、チェック法に関連部位の反応が出やすくなってきました。

まず、マッサージなど不要な刺激で起こる防御反応を徹底的に消します。

そして、関連の筋骨格系の調整を確認を繰り返しながら行います。

(初回施術 最終確認)

「瘤がすっと楽になりました。」

「痛みも減って楽に上がります。」

施術前の十分の一くらいの痛みは残りましたが、初回はここまで。

 

「主人に強く揉んでもらったりしていたんです。」

 

元々の要因は、冷えから自律神経が乱れてカラダ内部に緊張が蓄積し、その影響が肩に痛みと可動障害として現れた思われます。

これは良くある四十肩のパターンです。

これを改善しようとして強いマッサージを行うと、カラダが防御反応をおこし、その箇所の緊張がさらに増して痛みが増幅していきます。

瘤のようになっていったのも強いマッサージによるものと思われます。

 

四十肩に限りませんが、

病院の検査を受ける、辛い箇所に刺激を入れない、冷えを疑う。

これが早期解決のコツになります。