手術痕、腰への影響

「腰が痛くて歩くとき前かがみになります。」

「最近は、近所に回覧板を持っていくだけで腰に痛みが出るくらいなんです。」

60代女性。

 

歩くときの腰の曲がり方。

飲食のお仕事で重いものを持つことが多いみたいですがそれだけでしょうか?

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

筋肉の使い疲れ的な反応や偏った緊張バランス。

しかし、主訴は下腹部から出ています。

 

緊張消去法などで解除、そしてサーチ。

ん...??

まだ近いところで反応が出てスッキリしない状態。

手術痕などがあるときに出る緊張反応と似ています。

ヒアリングになかったので想定解除を行い動きの確認。

 

「ん?...真っ直ぐになっています?」

「歩くのが楽です。」

 

カラダがだいぶ起きてきました。

まだ、前屈などで違和感が残っているので、それを消去して終了。

 

 

術後の説明をしていると、

「そこ、手術しているんです。」

やはりそうでしたね。

「手術はうまくいっているのですけど、それ以来調子がくるった感じもあるんです。」


手術痕は、そこが医学的に完治の状態であっても 、自律神経などが緊張を入れ続けている場合があります。

 

 

(2回目 一週間後)

「大分楽です。」

「ただ、今日は忙しかったから少し腰に出てきています。」

経過良好です。

同様の調整で終了。

 

(3回目 2週間後)

「今日まで痛み無しでしたよ。」

「すっと背中が伸びて、主人も変わったって言ってくれるんです。」

「夜の寝つきもよくなって。」

 

いい感じです。

施術では、整体チェック法の反応がずいぶん減り、もうメンテナンス間隔に持って行っていい感じです。

 

「そろそろ、やめてたウォーキングを始めてみようかな?」

「以前は主人と30分くらい歩けてたんです。」

 

ウォーキングは整体効果もありますからお勧めです。

無理のない範囲でがんばりましょう。

 

次回は一か月後にメンテナンスです。