3週間前から左股関節が痛くて左膝が開かない

「3週間前から左股関節が痛くて左膝が開かないです。首や肩も痛いです。」

30代男性。

 

外科医師をされていて、長時間同じ姿勢をすることが多いらしく、全身から強い歪み感が伝わってきます。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

冷えからのカラダ内部との緊張連動、股関節のズレ、マスキングに絡む形で腰、首、股関節の緊張が反応。

解除して確認。

「開く!痛くない。」

厄介なのは股関節より肩首でしょうか。

頸椎のズレ、肩首の調整、複数回全身の調和と確認を繰り返し、楽になっていただき終了。

 

(2回目 3日後)

「股関節まだ痛いです。」

あれ?

「今回、寝違いにもなっちゃいました。」

 

股関節は前回確認した胡坐のポーズは問題ないですが、仰向けでカエルの様に開いていただくと突っ張って痛みが出ます。

同様のアプローチを行い、股関節は少し痛みが残り、寝違いも少し痛みが残りましたが、整体としては完了しているので終了。

 

(3回目 4日後)

「股関節楽です。でも、少し痛みます。」

「寝違いは取れました。でも、目がかすんで、手が張るし、こめかみも痛いし、肩首はいつも通りです。」

 

今回は顕微鏡の時間が多かったみたいです。

睡眠時間が少なくオーバーワークですね。

時間はかかりましたが、同様のアプローチで目や腕も楽になり終了。

 

(4回目 10日後)

「2-3日前から首肩が出てきました。それまで楽です。」

「股関節は楽です。でも、足首が硬い。」

「そして、ねむたい。」

 

チェックしていくと、まだ、マスキングがらみで緊張層が出てきますし、複雑な緊張の絡み合いがあります。

しかし、前3回の様に古くからの堆積した緊張層は無くなっている感があります。

今回は時間短く簡単に解除できました。

全身痛み無く終了。

 

治癒力が働きやすくなってきています。

ハードワークなので一か月間隔には持っていけませんが、この後は間隔を空けていけます。

 

「しかし、すげー。いつも、辛いところにさわらないのに楽になる。」

ありがとうございます。

しかし、医師不足って本当なんですね。