筋肉痛からストレス痛へ
「5日前に体操をして右腰が痛くなりました。」
「かがむと痛いし、何かの拍子にギュッと痛みます。」
「おなかを引っ込めたくて、一生懸命うごかしたんです。」
紹介でご来院。80代女性。
右腰上部から脇にかけての痛み。
お話を伺っていると、筋肉痛の様な気がしますが、いかがでしょうか?
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
筋肉痛の反応があります。
合わせて、腰仙関節、胸骨、仙腸関節のズレ。
L2から上の体幹アンバランス。
解除と調和をさせて確認。
「痛みが減ってきました。まだ少し来ます。」
再調整と確認を数回繰り返して確認。
「痛くないです。かがめます。腕を動かしても響きません。」
きつい筋肉痛と骨格のズレから通常の筋肉痛より強く出たのでしょう。
(4日後)
「また痛くなったのでおねがいできますか。」
「あの後、なんともなくて忘れたようになっていたのですが、2日前にアイロンや洗濯を頑張ったら痛くなって。」
? こんどは筋肉痛ではないでしょう。
何か残っていたか?
しかし、お辛さは一旦なくなっているし...?
同じく、整体チェック法で解除と確認を進めていきます。
ストレス系の反応が強いです。
解除して確認。
「ゆるくなったけど、まだ痛い。」
「寝たり起きたりで痛い。」
再度チェックすると、またストレス系の緊張層が反応します。
今回は少し手こずります。
複数回、解除と確認を繰り返して、
「楽になりました。」
「大丈夫です。」
取れて良かった。
ストレス系の緊張層が多かったことをお伝えすると、
「ストレスあるんです。」
「何でも自分でやらないといけない性分で、色々なことが気になるんです。」
家事に関してじっとしてられない性格で、大家族の中、気を使ってられるみたいです。
ストレスによる痛みは、直近にお辛さが出た箇所に入ることが良くあります。