サッカーで半月板損傷になった高校生

「サッカーの部活が終わると、いつもの自主練習ができないくらいの痛みが膝がに出ます。」

「MRIで半月板損傷と診断されて、手術を勧められているんです。」

 

茨城県水戸市からご来院。高校生男子。

半月板損傷での県外からのご来院はめずらしいですね。

 

左膝に引っかかる感じがあって、しゃがむと左ひざ裏に痛み。

歩くときはお皿と膝裏に痛み。

腕も上がっていません。肩周りの緊張も大きく影響しているでしょう。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

予想通り、冷え障害で肩から足まで緊張が溜まっている状態です。

マスキングに合わせて冷えやストレスや使い疲れの緊張を消去していきます。

お皿の奥の引っかかりの関連ポイントに技を入れて確認。

 

腕は上がってきました。

「お皿の奥の引っかかりは無くなりました。」

「膝裏は痛みが少し減りました。」

 

微調整を入れて、さらに痛みが減ったところで、

「床がどんどん鳴ってもいいですから」と、いつもの動きをお願いしました。

 

片足でジャンプした後、

すばやく、ひざ下を回転させています。

「まだ痛いです。」

 

思ったよりねじれた力が膝にかかっている感じです。

チェック法で反応をとっていくとマスキングがさらにぼろぼろ出てきました。

それらを解除して確認。

 

「痛みが減ってきました。」

 

さらに微調整を繰り返して、

「楽です。大丈夫です。」

痛みが10分の1以下になって終了。

 

 

(2回目 次の日)

「引っかかりは無いです。でも、膝周囲の痛みは出てきました。」

 

激しい動きで確認していただいたので、防御反応的な好転反応かと思いましたが、チェックしていくとさらに過去のマスキング層が出てきます。

今まで、無理を繰り返しながら過ごされたのだと思います。

 

昨日と同様の施術をおこない満足していただいて終了。

 

半月板の損傷自体は戻しようがありません。

しかし、ほとんどのケースで痛みはそれ以外の要因から起きているので、通常の膝痛としての対処をすることで復帰できることが多いです。

 

今回、冷えによる緊張と普段の疲労の積み重ねで膝に負担がかかった状態でした。

冷え取りは寮生活で難しいため、お近くで頻繁にメンテナンスできるように関東の整体院をお伝えして終了しました。