右腕が上がらないし、夜、肩から肘まで痛んで目が覚めます

「4日くらい前から右の二の腕に痛みが出まして、ひねると肘も痛みます。」

「夜寝ていても肩から肘まで痛くて目が覚めます。」

「運転もできないし服も着替えられないし。」

 

ご紹介でご来院。50代女性。

 

動きの確認で、右腕は横からは全く上げることができない状態。

前日、整骨院で痛い箇所を強くもまれたあと痛みが強まっているらしく、防御反応もかかわっている可能性があります。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

防御反応マスキングを解除。

すると、ストレス系と冷えからのカラダ内部の緊張が反応。

 

ストレスと冷えの影響は半々といった感じです。

マスキングに合わせて相対解除していきます。

 

腰椎の3番目のズレの反応も出てきました。

そして、恥骨結合、調和させて確認。

 

「あ、上がります。痛いけど横からあげられます。」

 

「うつ伏せになるときも、さっきより楽です。」

 

可動域が確保できましたから、あとは、痛みのリレーションを一つずつ解除していきます。

数回、うつ伏せで再調整をおこなって、

「だいぶ取れてきましたけど、腕がこの角度で痛みのスイッチが入ります。」

 

確認効率をあげるために座位に切り替えて解除を行います。

腕をひねってもらったり、上げてもらったりを繰り返しながら解除。

 

最終は、

「スイッチが入らなくなってきました。」

「だいぶ楽です。」

 

まだ、肘の微妙な角度によっては防御反応による収縮がかかりますが、それ以外の動きは自由になって終了。

冷え取りの説明をして終了しました。

 

使い疲れであれば本来は休めば戻ります。

取れにくい痛みは、冷えやストレスが影響していることが多いです。

 

その場合、痛い箇所には原因が無いので、痛い箇所を刺激しても意味がないだけでなく、

カラダの防御反応から緊張が強まる場合があるわけです。

 

2日後、お電話で、

「少し好転反応が出ましたけど、全く痛みが無くなりました。」

「寝るときも大丈夫です。」

 

よかった。

ご連絡ありがとうございます。