アゴの引っかかりと顔の圧迫感

2020年2月4日

「口が開かなくなったりするのは1年位前からありました。」

「一週間前から左顔に圧迫感が出てきて、口はずらさないと大きく開けられない。」

「他に、首の痛みと、腰回りや坐骨の痛みがあります。」

30代女性。

耳鼻科の検査OK、歯科ではマウスピースを試されてご来院。

(動画は公開の許可をいただけた場合のみの公開になります。)

初回施術前

真っ直ぐ開けようとすると途中で引っかかって、開ける前に下顎を横にずらせば口が大きく開きます。

良くあるケースです。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

主な影響のリレーションとして、チェック法の反応は、

アゴは、

  • 骨格系連動 20%
  • 内部の緊張との連動 30%
  • ストレス 30%

首は、

  • 骨格系連動 10%
  • 内部の緊張との連動 80%

腰回り

  • 骨格系連動 40%
  • 内部の緊張との連動 25%

内部の緊張は冷えの影響で、各部位に緊張を与えています。

順序をチェック法で確認しながら、緊張層を相対解除していきます。

確認と解除を繰り返して、

初回施術後

真っ直ぐ開くようになりましたが、引っかかりは3割残っています。

顔の圧迫感はコイン大に大きさが狭まった。

首、腰は違和感なし。

(2回目 3日後)

「顔の圧迫は出たり出なかったりで頻度が少ないです。」

「アゴは時々開けにくいくらいで、朝、その傾向があります。」

「首は大丈夫。仰向けで伸びた時、いつもの右坐骨の違和感は消えていました!」

2回目施術前

前回のレベルを維持できています。

ぎこちないですが、意識してずらさなくても開いています。

同様の施術を行い。違和感少なく開けやすくなり終了。

2回目施術後

まだ、課題はありますが、次回の施術は一ヶ月後で十分です。

顔の圧迫や他部位も楽になりました。

各部位は影響し合っていることと、各部位がそれぞれ冷えからくる内部緊張の影響を受けて緊張している。

部位連動と冷えの影響が、様々な箇所に出ているケースでした。

内部の緊張連動の相対解除とマスキング解除を順序良く行うことで、各部位の痛みは消失して、アゴの関節円盤も自然に元の位置に戻り、引っかかりが少なくなっていきました。

おカラダやアゴに圧力を加えたりマッサージ的な行為は行っていません。

海外に移住されるため一ヶ月後が最後の施術になります。

状態が維持していますように!