和式トイレなど、しゃがんで立つときに痛む尾てい骨痛

2014年10月14日

「昨日から尾てい骨の痛みが普通じゃない痛みに変わってきて。」

「痛み始めは3日前からです。」

 

「しゃがんで立ったりする様な、力が入る動きで強い痛みになります。」

「押さえても痛いです。」

 

30代男性。

 

尾骨痛は尾骨自体に原因がない事がほとんどですが、今回はどうでしょう。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

 

整体的要因リレーションをとっていくと

  • 冷えによる内部の緊張との連動 50%
  • ストレスの影響 40%
  • 股関節周りの緊張の影響 10%

が反応します。

 

マスキングに合わせて相対解除の手法でカラダ内部の緊張とストレス系緊張を解放していきます。

全身バランスと股関節周りの調整。

 

うつ伏せのまま尾骨を押してもらうと、

「かわってきているけど、この辺を押すと痛い。」

 

再調整で押してもらうと

「痛み減ってます。」

 

立っての確認で、

「しゃがんでも大丈夫です。」

「和式トイレが辛かったのですけど、今は問題ないですね。」

 

よかった。

 

「あ、この角度でぐっと押すと少し痛みを感じます。」

 

チェックしていくと、潜在的なストレス系が反応してきます。

ストレス痛点解放手法を入れて確認。

 

「ぐっと押しても、だいぶ弱くなりました。」

 

ストレスの元は心の問題なので、最後に少し残っていた痛みは今の段階ではすぐ復活する可能性はあります。

 

しかし、今回、痛みの要因割合は

  • 冷えによる内部の緊張との連動 50%
  • ストレスの影響 40%
  • 股関節周りの緊張の影響 10%

で、ストレス以外の要素が多くかかわっています。

 

ストレス自体は自分でコントロールしにくいですが、

ストレスの量がかわらなくても、ストレス以外の緊張が減れば、痛みは表面化しなくなります。

 

内部の緊張は冷え(体内の温度差)からくるものです。

冷え取りを行うことで、それからくる緊張は必ず減っていきます。

 

冷え取りの条件は個人ごとに違いますので、適正条件をお伝えして終了しました。