小学生の冷え
「この子、3日前にスライディングした時に腰が痛くなって」
「しばらく腰が痛くて曲がったままになっていたんです。」
常連様の小学生の息子さんです。
動いていただくと、前屈も後屈も痛い。
体をひねっても痛い。
しかし、今はからだは前後に曲げられるし、痛いけど激痛ではない感じです。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
予想通り、カラダ内部の緊張が反応します。
スライディングの衝撃から、マスキング層も発生しています。
マスキングに合わせて内部の緊張を相対解除の手法で解放させて確認。
「まだ痛い。」
再チェックで、古いマスキング層が反応してきます。
合わせてカラダ内部の緊張反応。
解除して確認。
「まだ痛い。」
再チェックで、さらにマスキング層が反応。
同様に解除して確認。
「消えた。痛くない。」
どの動きでも痛みが出ない状態になりました。
思ったよりたくさんの緊張層が現われてきました。
スライディングなどで痛みが出ると、炎症が起きているのではないか?と思われがちですが、意外と整体的要因だけででていることが多いと感じます。
- ショックに対するカラダの防御反応
- 冷えによる内部の緊張との連動
つまり、どこに痛みがでてもおかしくないくらいに生活習慣からくる緊張層(今回は冷え)が溜まっていたところに、スライディングというきっかけがあったということです。
打った箇所に内部の緊張の影響が吹き出した様なイメージ。
くしゃみでぎっくり腰になるのと一緒です。
「こないだ足湯器を出したから、帰ったらやりましょうね」とお母様。
整体での冷えとは、体の温度差が影響すると言われているので、エアコンの影響や冷たいものを飲む暑い時期に発生しやすいと言われています。
小学生にも結構見られます。
暑い時期こそ足湯器が効果を発揮しますよ。