腰が固まって痛くて伸ばせない

「一昨日、腰がポキっと鳴って、その時はなんともなかったのですが。」

「次の日に痛みが出て、腰が固まって前かがみで、デスクワークや歩くのが辛いです。」

 

ご紹介でご来院。30代男性。

 

動いていただくと、前屈はわずかにできますが、後ろは全く反らない。

よくあるケースの腰痛ですが、固まり方、緊張が強い。

 

痛みの位置は、ベルトラインの真ん中。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

 

整体要因リレーション:

  • 筋骨格系の影響 10%
  • 冷えによる内部の緊張との連動 55%
  • ストレス系 15%
  • 他部位の影響 20%

これらがベースで存在して、ストレス系マスキングが覆っている状態。

ストレス系マスキングによって緊張が強まって固まっているのでしょう。

 

まず、ストレス系マスキングにアプローチ。

次に、相対解除の間接手法で緊張や緊張連動を解放。

バランスをとって確認。

 

「すんなり立てる。」

「反るとまだ痛いけど、普通に歩ける。」

 

再調整で、

「痛みが下に移動しました。」

 

再調整で、

「さらに下の位置に下がってきました。」

 

表層の緊張層が解放されるたびに下の緊張層のパターンが現われるので、 痛みの位置が移動するわけです。

 

最終、後屈の痛みが10分の2ほど残った状態で終了。

内部の緊張は冷えが反応していたので、冷え取りの最適値をお伝えしました。

 

(2回目 4日後)

「だいぶ普通に動けるようになりました。」

 

動いていただくと、深く曲げた時に少し出るレベル。

同様の施術で痛み無くなり終了。

 

 

今回、ストレスも強かったですがそれは一過性で、カラダ内部の緊張の蓄積との連動がベースになっていた腰痛でした。

 

過去にぎっくり腰を2回ほど経験されていたみたいですが、

冷え取りをこれからも継続していただければ、不調を繰り返しにくいおカラダに変わっていくと思います。