そのまんま股関節
「ジョギング中にフォームを正したら左腰がグキッとなってそれ以来...」
30代男性。
痛みとしては左の臀部が強く、坐骨までつる感じで痛みが走る。
「座っているのが一番楽で、それ以外の姿勢で、常に痛みを感じます。」
「今日はまだましで、酷い時は立つのが辛かったです。」
左臀部に痛みの中心があるということで、チェック法でチェックしていくと、左の股関節が強く反応。
そのまんま、その痛みに近い左の股関節がズレていました。
単純なケースで、三軸修正法でズレを調整し、スジや筋肉の反応箇所に緊張解消法をかけて動きの確認。
前屈で、後屈で、歩いて、院の階段も降りて上がってもらって、ジョギングの真似もしてもらって、
「なんともないです。」
「しかし、なんであれで取れるんですか?二週間も痛かったのに。」
簡単に説明しながら、ゆらゆら揺らす基本手技をかけようかとチェックを入れると、かけないほうが良い反応が出るので基本手技はなしで終了。
このような単純なケースで、優しい基本手技をかけられない場合は、
ご自身で良かれと行っていたことが、カラダに合っていなかった場合に起きることが多いです。
強い刺激を入れずに、しばらく安静にしていただけたら、もう施術は必要ないと思います。