美容ローラーの弊害?使い方の問題?顔の痛みで悩む50代女性
「右の耳の上から下アゴにかけて神経痛の様な痛みがあるんです。」
「くちびるは虫が這うような痺れ感があります。」
「ひどくなって一週間たちますが、病院でもらった痛みどめが全く効かなくて。」
50代女性。
耳鼻科と内科で異常無く、三叉神経痛ではないかという診断。
痛みどめを3種類処方されて効かない状態 、カラダの防御反応が最大限に働いている状態ではないでしょうか。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
主要因はカラダ内部の緊張が反応。
マスキングとストレス系の緊張も反応するので解除して確認。
「唇のしびれは取れました。耳の前とこめかみの上にまだ痛みが。」
再調整で確認。
「取れました。楽です。」
顔に痛みが出る良くあるケースです。簡単な緊張リレーションでした。
しかし、カラダの防御反応が強く感じられます。
まだ、すぐ痛みが出てくる状態だと思われます。
(2回目 3日後)
「全体的に楽です。でも、前ほどではないけど痛みはすぐ出てきました。」
「どちらか言えば引っ張られる様なつる感じが強いです。」
「実は、前回言ってなかったのですけど、一年前から美容のローラーを使ってるんです。」
「強く押し当てて転がしていたのですが、顔がしくしくすることもあったんです。」
なるほどですね。
同様の施術で痛み無く終了。
(3回目 一週間後)
「だいぶ良いです。痛かったことを忘れていることがおおいです。」
「耳の前を触ると痛みを感じることと、曇りの日に少しこめかみに痛みが出るくらいです。」
やっと、カラダの防御反応が治まってきました。
もう心配ないと思います。
触っても痛み無い状態で終了。
カラダの治癒力が活性化しているときは、強い刺激にもカラダは耐えられることがあります。
しかし、冷えなどで自律神経が乱れ、カラダが過敏になっているときには、強い刺激による弊害の方が勝ってしまい、カラダが過剰にその刺激から守ろうとして、その箇所に緊張を入れてしまう場合があると考えています(カラダの防御反応)。
強い刺激に対して、人間のカラダは必ず反発してしまいます。
美容のローラーはその自重で押さえる程度で転がすと本当の効果が出ると思いますよ。
ご参考ブログ → 美容ローラー