妊娠8ヶ月の坐骨神経痛。動くと電気が走る様な痛み

2015年11月16日

「痛っ!座るだけで痛いです。座ってしまったら響かなくなるのですけど。」

「二週間前から右お尻に痛みが出て、尾骨から、今は左お尻に強く出ます。」

「最近は電気が走る様な痛みになって。」

「階段や動こうとする瞬間に強く出ます。」

顎関節症と背痛改善後、5年ぶりのご来院です。

思い出していただけて良かった。

妊娠8ヶ月 20代女性。

妊娠中によくある坐骨神経痛様なお辛さですね。

今回は座位で施術をすすめていきます。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

整体要因リレーション:

  • 冷えによる内部の緊張との連動 50%
  • ストレス系緊張 20%
  • 肩の緊張からの影響 20%
  • 首の緊張からの影響 10%

坐骨神経痛によくある冷えベースの要因リレーションです。

マスキングに合わせ、内部の緊張の解放を促していきます。

部位間の連動などを調和させて確認。

まず立ってみてください。

「あ。痛くないかもしれない。」

階段を想定した踏み台を昇り降りしてもらいます。

「あれ、痛くない。なんで?」

「あ、前屈が痛かったはず。あれ?痛くないです。」

「あっ、まだ座るときが少し痛いです。」

5年前とは全然違う施術方法なのでよけいに不思議がられています。

再調整で、

「まだちょっと残っているかな?でも、全然良いです。」

わずかに残った痛みの要因をチェック法にかけましたが、防御反応や痛みの記憶が関係しているらしく、施術としては区切りとしました。

施術が以前と変わっているので、技の説明、技を入れたポイント、習慣改善として冷え取りの最適条件をお伝えして終了。

妊婦さんなので、冷え取りの時間は短めになっています。

靴下の重ね履きもお勧めしました。

「今、お腹の張りも楽になっている。それでなんですね。」

全身の調和で神経痛は消えています。

状況から、まだ痛みが出やすい状態ですが、冷え取りで徐々に安定するでしょう。

赤ちゃん楽しみですね。