痰が常に引っ掛かっている様な喉の違和感と胃の膨らみ感20代男性
ストレスで体調を崩すことがあります。
そのストレスから離れてもなかなか症状が改善しないのはなぜでしょうか?
痰が常に引っ掛かっている様な喉の違和感と胃の膨らみ感20代男性の施術
お身体の状態
「5年くらい前から、喉に痰がからんだような違和感が常につきまとっていて、検査では異常が無いんです。」
「1年くらい前から、胃のあたり、お腹右側の膨らみ感が続いています。」
20代男性。
お仕事で、期待もあり多忙から体調を崩された。お仕事は5年前に辞められています。
3年前、過呼吸や動悸も経験されています。
動きの確認では、常にある喉とお腹意外に、上向きで、右喉の筋肉のツッパリ感があります。
整体チェック法でみた不調との連動部位
喉の痰が絡む違和感:
- 内部緊張との連動 20%
- ストレスが直で関わる 15%
- 肩の緊張との連動 20%
- 太ももの緊張との連動 20%
- 背中の緊張との連動 20%
お腹胃のあたりの膨らみ感:
- 内部緊張との連動 20%
- ストレスが直で関わる 20%
- 頭の緊張との連動 20%
- 首の緊張との連動 20%
- 肩の緊張との連動 20%
マスキングとして、
- 4歳時の手術
が、関わっているみたいです。
自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術
自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。
マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です
施術経過
初回施術
整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を順序よく解放していきます。
古い残緊張の自然な解放を妨げているキーになる緊張層が数点関わっています。
紐付く緊張の解放を促して確認。
上向きで、右喉の筋肉のツッパリ感は、
「さっきほどじゃないです。」
痰が絡む違和感は、
「減った感じです。」
深く呼吸をして、お腹の違和感は、
「さっきよりも良いです。」
数回、再調整をおこない、
最終、
- 右喉の筋肉のツッパリ感は少し残るが上向きの可動域アップ
- 痰が絡んだ感覚はだいぶ減った
- 胃の膨らみ感はだいぶ減ったが違和感としてまだ残る
状態で終了。
新たな緊張の蓄積を防ぐために、刺激を入れないことと、冷え取りの最適値をお伝えして終了しました。
2回目(前回から4日後)
「来る前より良くなった感じです。」
「痰が絡む感じとお腹も残った感じはあるんですけど良い方に行っている感じです。」
「次の日に頭痛が出ましたけどすぐなおりました。」
お辛さ総合評価:来院前を10として、8.5レベル
3回目(前回から4日後)
「痰が絡む感じがましです。」
「お腹の違和感は立った時は感じなくなって、横になった時に感じます。」
お辛さ総合評価:来院前を10として、6.5レベル
4回目(前回から8日後)
「気圧か?調子が下がった感じはありました。」
「胃の気持ち悪さを感じます。」
お辛さ総合評価:来院前を10として、5.0レベル
5回目(前回から20日後)
「少し痰が絡む。」
「右喉の筋肉のツッパリ感は感じないです。」
「食べ物によって胃に来る感じはあります。」
お辛さ総合評価:来院前を10として、5.0レベル
6回目(前回から24日後)
「気圧での崩れが前ほどではない。」
「普段、お腹は気にならない。痰が絡む感じも前ほどじゃない。」
お辛さ総合評価:来院前を10として、3.0レベル
7回目(前回から28日後)
「働き始めました。」
よかった。
「体調ぼちぼちです。違和感、あまり気にならないです。」
問題なくなってきました。施術は、これで一つの区切りになりそうです。
整体所感
病院で異常が無いのに、特定の箇所の違和感がなかなか抜けない現象。
それは、『緊張の蓄積』と、
『発症のきっかけ』との関りで起きていることがほとんどです。
たとえば、「風邪を引いた後、咳だけが残って何か月も経つ。」「再度、病院に行っても異常が無いと言われる。」このようなケースの施術も過去にありましたが、古い緊張の蓄積の解放を促していけば、咳が改善していきました。
体に溜まった緊張の影響が、風邪がきっかけで、気管と関わるようになってしまったと思われます。
今回のお客様のケースも同様です。
病院で、胃や気管や喉には異常が無く、体に溜まった緊張との連動が胃や喉に関わるようになって起きていたことが、施術経過からわかります。
普段から、緊張を溜めないことが、良いコンディションを保つ秘訣になりますが、緊張は自律神経の乱れが関わることなので、温度差ストレスや心的ストレスなどを日々リセットする習慣が大切になってきます。