左顎の痛みと引っ掛かりで口の開きにくさが治らない
関節円板のズレや開口時の痛みは、全身に溜まった緊張の高まりやアンバランスが顎関節に影響することで起きていることが大半です。
つまり、体全体の緊張をきっちり紐解き解放させていくことが大切です。
左顎の痛みと引っ掛かりで口の開きにくさが治らない 20代男性
初回から2回目まで開口の変化を動画でまとめました↓
お身体の状態
「2週間前から口が開きにくくて、引っ掛かる感じと痛みがあります。」
「カクカクというのは、10年前からありました。」
20代男性。
マウスピースでの改善に限界を感じてご来院。
整体チェック法でみた不調との連動部位
顎関節症:
- 内部緊張との連動 20%
- ストレスが直で関わる 20%
- 肩の緊張との連動 20%
- 背中の緊張との連動 20%
- 太ももの緊張との連動 20%
自律神経がかけている緊張に対し自然な解放を促す施術
自律神経が起こす筋反射を利用した整体チェック法で、からだに溜まった緊張を一つ一つ捉え解放を促していきます。
マッサージやストレッチなど刺激は入れない施術です。
施術経過
初回施術
整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を順序よく解放していきます。
他部位との連動を紐解き解放して、左顎に引っ掛かりが少し残りましたが、開口は緩み、開口バランスも改善方向に変化して終了。
2回目 6日後
「痛みは問題なくなりました。引っ掛かりが少し残ります。」
戻り少なく経過良好です。
施術では、過去のきつい施術の影響がマスキング的にかかわっていました。
マスキングに紐付く奥の緊張の解放を促すと、
引っ掛かりが減り、開口バランスが改善して終了できました。
整体所感
施術経緯から、元々は、温度差ストレスによる自律神経の乱れが主要因と思われます。
環境や習慣により、気づかないうちに緊張が溜まっていると考えられています。
- 冷たい飲食
- エアコンで末端が冷える
- ヒートショック的気温差
- 生まれつき体温調整機能が弱い
温度差で自律神経が乱れる要因として、これらが良くあげられます。
ご自身でおこなっていただく習慣改善としては、適温での半身浴や足湯が有効になります。
適温とは、個人ごとに最適値があるので注意が必要です。
あと、温度差による自律神経の乱れを生まないように、
- 足など末端を守る服装
- 冷たい飲食を控える
これらが有効です。
今回、過去のきつい施術によるマスキング現象もみられました。
きつい施術は必ずカラダの防御反応が起きますから、滞りの元になりやすく、後々影響が出てくるので注意が必要です。