一年前から口が開かなくなりました 40代女性

開口の変化が起きても戻りが多いと不安になります。今回は、緊張の蓄積がある程度減るまで、口が開かないという状態がぶり返した、蓄積が多かった事例です。

一年前から口が開かなくなりました 40代女性

「顎の鳴りは3年前からで、一年前から口が開かなくなってきました。」

40代女性。

改善経過動画 初回から8回目まで – 口が開かない

顎関節との引き合い箇所

  • 内部緊張との連動 30%
  • 脚部の緊張との連動 45%
  • 肩の緊張との連動 20%

改善経過説明

初回から3回まで

初回、少し複雑で大変でしたが、上記、カラダとの引き合いを解放させて、開口は確保できました。

その後、2回の施術は、4日後、9日後で、施術前の戻りは少なく順調でした。

4回目施術

前回から2ヶ月開いています。

ぎっくり腰+開口の戻りが起きていました。

施術で腰もアゴも改善。

5回目から7回目まで

5回目は、前回から1ヶ月開いています。

開口の戻りでご来院。初回ほどきつくはなく、簡単にカラダとの引き合いを取って開口確保できました。

この後、2回、3週間間隔でご来院。

8回目施術

調子が良かったみたいで、前回から3ヶ月開きました。

施術前の開口確認で、関節円板のズレによる引っ掛かりを無意識にずらして開けてられます。

開口を妨げない程度のズレで、3ヶ月でこの状態であれば、カラダに付帯する緊張の蓄積がだいぶ減った状態と判断できます。

この後、まだ数回施術が必要と思われます。

整体所感

ご来院時、蓄積として、古い緊張どれだけ残っているかは、かなり個人差があります。

当院では、緊張の解放を促す技術で、蓄積を減らすことをおこなっております。

一旦、状態としては良くなっても、蓄積が残っていればカラダが出してきますから、それによる戻りが起きるわけです。

しかし、蓄積が減るに比例して戻りは少なくなりますから、おからだの安定が確認できるまでは、施術を詰めたり、メンテナンスを繰り返すことが大切です。

この度のように、開口が最初に近い状態まで戻ることはあまりなく、ご本人は不安だったのでは?と推測しますが、継続していただけて良かったです。

この後、さらなる安定を目指していきます。