膝裏が痛くて運転しにくい

「10日ほど前に左お尻に痛みが出て、次の日に左足全体が痺れてきて。」

「今は膝裏に強く痛みが残った状態で、車の運転で足を普通にしておけないし、左後ろに振り向けない状態なんです。」

「座ってしまうと立て無くなる感じで。」

 

紹介でご来院。50代女性。

 

お風呂で行う体操をいつもよりしすぎたかも?と言われていましたが、使い疲れであればすぐとれるはずです。

 

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

冷えの影響が強いし、ストレスの影響が強く反応しています。

冷えによる内部緊張との連動を相対解除。

ストレス系の緊張を解除して確認。

 

「楽になりました。足をちょこちょこするだけで変わるのですか?痛みが半分以下になりました。」

 

まだ半分残っています。

再度チェックするとストレス系が再度反応します。

何か心に引っかかっていることとか、ストレスに感じたことはありませんか?

 

「仕事で往診の当番がもうすぐ来るのですけど、地べたに座れないからそれまでに治しときたいと...。」

責任感は強いストレスになります。

チェック法に反応が現われてきましたよ。

解除して確認。

 

「すごい楽です。なんか抜けた感じ。」

「まだ2割くらい残っています。」

 

チェックするとストレスが反応しますが、特定できずに痛みは変化しません。

「正座もできるし、楽になりましたよ。」

 

一旦施術を終わり、技とおカラダの説明に入りました。

 

説明していると、

「え?なら、終わったストレスも影響しますか?」

 

何かあったのですか?

「痛みが強まった日に、ものすごく気を使うことがあったんです。」

「会食があって、......。」

 

施術ベッドへ移ってもらいチェックすると反応します。

その事象の影響を解除して確認。

 

「うわ。完全に膝裏は痛くないです。」

「へえ。ストレスって影響するんですね。」

 

完全に消えて、私もすっきりしました。

 

元々、冷えの影響でおカラダに余裕がないところに、ストレスの影響がプラスされて強い痛みに至っているケースでした。

冷えやストレスにより自律神経が乱れてカラダに緊張が溜まっていきます。

それが許容範囲を超えると強い痛みになるわけです。

 

予防としては半身浴などの習慣を続けるといいですよ。