4年前からの顎クリック音に加え一ヶ月前から痛み10代からの片頭痛もあります

痛みには必ず理由がありますが、出たり出なかったりが小さいころから何年も続くのは、古い残緊張が関わっていることが多いです。

4年前からの顎クリック音に加え一ヶ月前から痛み10代からの片頭痛もあります 30代女性

「4年前から顎にクリック音が出て、歯科矯正では変わりなく、一ヶ月前からは左顎に痛みも出てきました。」

「10代からの片頭痛もありますが、薬の効きが悪くなってます。」

「片頭痛は週に3回くらいの頻度です。」

「頭痛の時は肩こりも出ます。」

 

30代女性。

 

動きの確認では、

今は頭痛も肩こりもありません。

開口で痛みと小さなクリック音。あまり口が開いていません。

整体要因リレーション

整体チェック法でみた不調との連動部位。

顎の痛み:

  • ストレスによる全身を覆う緊張との連動 40%
  • ストレスが直にアゴに影響している 20%
  • 脚部の緊張との連動 40%

片頭痛については古い緊張との連動が関わっているみたいで、施術途中にリレーションがわかってくると思います。

施術経過

初回施術

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。

 

最初に反応したのは、全身を覆うストレス系の緊張。

それらと部位間連動を取っていくと、ヒアリングで伺っていた11歳の右足靱帯損傷時のマスキングが反応してきました。

 

マスキング層に照準を合わせて、紐付く緊張を確認すると片頭痛とのかかわりが反応するので、ここで要因リレーションを確認します。

片頭痛との要因リレーション:

  • 冷えからの内部緊張との連動 30%
  • 脚部の緊張との連動 60%

この脚部の緊張は顎関節症にも影響しています。

解放して中間確認。

 

「アゴ痛みないです。ちょっと開きやすくなった。」

 

再調整で、何度か脚部との連動とストレス系緊張が反応してきたので開放して確認。

 

「だいぶ開きやすくなりました。」

 

完全ではありませんが開口はアップ。痛い側の顎関節が硬くて斜めに開いていましたが緩んでバランスも改善方向に変化。

ビデオで前後の変化を見ていただき、視覚でも納得していただけました。(今回は、動画公開許可は取れていません。)

ストレスの影響も多かったですが、ベースには冷え(体内の温度差)の影響があるので、冷え取りの個人ごとの最適値をお伝えして終了。

2回目(前回から14日後)

「すごく調子が良くて、顎の痛みが無くなってクリック音も減りました。」

「前は噛むたびにゴキゴキ鳴ってたんですけど。」

「頭痛の頻度もかなり減りました。」

 

よかった。

 

同様の施術で開口がさらに余裕ができて終了。

この後はメンテナンス間隔で大丈夫です。

整体所感

マスキング現象とは事故や怪我などショックな状況で広い範囲で緊張が覆ってしまう現象です。

緊張が覆われることですでにある緊張が自然に抜けにくくなり、その箇所の緊張が高まる状況ができてしまいます。緊張が高まるので整体的不調に大いに関わってくるのです。

追突事故の後しばらくして首が痛くなったりして、病院では異常がみられない。このような現象にもマスキング現象がかかわっていることが多いのです。

片頭痛と11歳の足の靭帯損傷時のマスキングの関係

怪我による当時の脚部の緊張と、元々存在していた、冷え(体内の温度差で自律神経が乱れる)によるカラダ内部の緊張の蓄積が、靱帯の怪我のマスキングによって滞りを起こした。

滞りによる脚部や内部の緊張の高まりが、この方の場合は頭部に筋膜を通じて片頭痛という形で連動した。

そこに、普段のストレスによる緊張がプラスされ、カラダの許容範囲を超えた時は頭痛が出るし、超えない時は全く出ないということを繰り返していたと施術経緯から感じます。

実績から、ストレス系の緊張が多くなるほど薬が効きにくくなる傾向があります。

緊張層が許容範囲を超えて痛みが出る

図は、緊張層が許容範囲を超えて痛みが出るイメージです

顎関節症は主にストレスとのかかわりが強かった

ストレスによる緊張は全身を覆っていたわけですが、片頭痛にみられるように頭部周囲の許容範囲に余裕が無い状況になっていたため、ストレスの緊張の影響がアゴ周囲に広がりやすくなっていたと考えられます。

 

緊張の蓄積現象についての詳細は、

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム(緊張の蓄積現象)
整体チェック法を使った施術でその場で起きる変化から、『どこに何の技を入れて変化したのか。』を知ることができます。 入れた技の種類や入れ...

マスキング現象については、

マスキング現象にアプローチできると改善が早まる
整体におけるマスキング現象とは。 単純に言えば、カラダを広い範囲で緊張層が覆ってしまって、その奥にある緊張層が自然には抜けにくくなる現...

をご参照ください。


何もしていないのに急に首が痛くなって横を向けなくなりました

特に何もしていないのに急に痛みが出てくることはあります。

しかし、痛みには必ず理由があります。

病院で異常が無ければ、ストレスや冷えが関わる緊張の蓄積現象に着目することと、カラダの防御反応に注意しながら改善をすすめると、不調の出にくいカラダに変わっていきます。

何もしていないのに急に首が痛くなって横を向けなくなりました。40代女性

「4日前の夕方、何もしていないのに急に首が痛くなって横を向けなくなりました。」

「以前、事故で軽いムチウチになった時の感覚です。」

40代女性。

 

ストレス的なことは?

「痛みが出る数日前は仕事が忙しかったんです。」

「背中の慢性的な張りは常にあります。」

 

動きの確認では、

頭を上にあげる時と左右に振り向く時に首の付け根に痛み。

挙上で肩甲骨周りがゴリゴリいっている状態。

後屈で腰の痛み。

整体要因リレーション

首痛:

  • ストレスが直にかかわっている 40%
  • 股関節の緊張との連動 20%
  • 太ももの緊張との連動 20%
  • 肩の緊張との連動 20%

肩甲骨周りの張り:

  • ストレスによる内部緊張との連動 20%
  • ストレスが直にかかわっている 20%
  • 頭の緊張との連動 20%
  • 太ももの緊張との連動 20%
  • 全身を覆う緊張との連動 20%

腰痛:

  • ストレスが直にかかわっている 35%
  • 脚部の緊張との連動 60%

施術経過

初回施術

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。

 

最初に、痛みが出る数日前の仕事の件が防御反応として反応。

開放すると、

次に、全身に覆うストレス系緊張や部位間連動を取って動きの中間確認。

 

頭を動かす確認で、

「まだ制限がかかっています。痛い。」

挙上で、

「だいぶ楽です。左肩がゴリゴリいっています。」

後屈で、

「腰は痛くないです。」

 

再調整で、

ヒアリングで伺っていた、15歳の時の足の靱帯手術がチェック法に反応。

当時の残緊張で、マスキングとしても残っています。

それらを開放して確認してみると、

 

「肩のゴリゴリ無くなりました。」

「上に向ける!左右は左に向くのがまだ辛い。」

 

再調整で、

ヒアリングで伺っていた20歳の時に遭った追突事故がチェック法に反応。

マスキングとして残っていて複雑になっています。

マスキングに紐付く緊張の開放と確認を数回繰り返すことになりました。

最終は、

 

「あ、すごい楽です。頭が回る。」

2回目(前回から2日後)

「首は回っています。」

「左の肩回りの張りはでてきました。」

「夜、腰の痛みで起きることがあったんですけど、無いです。楽です。」

「冷え性がいつもと違うんです。冷えまで変わるって、ちょっとびっくり。」

 

同様の施術で楽になっていただけて終了。

3回目(前回から17日後)

「一週間前、元気になったのでゴルフの練習に行ったんです。」

「その時コリが出て、それを揉んじゃったんです。」

「そしたら、そのあと大変なことになって...。」

「揉んだらだめって教わってたのにすみません。」

 

刺激に対するカラダの防御反応ですね。

刺激による弊害を実体験されることになりました。

 

複雑にはなっていなかったので、マッサージやゴルフによるマスキングや防御反応を取って、短時間でお辛さなく終了できました。

防御反応による一時的な悪化があっただけで、古い蓄積層はだいぶ少なくなっています。

この後はメンテナンス間隔で大丈夫です。

整体所感

揉むという行為について

コリや痛みは必ず理由があって発生しています。

理由があって脳が起こしていること。

つまり、痛い箇所やこった箇所を揉んだり刺激を入れても意味が無い場合が多いのです。

揉むことで、脳がそれを止めてくれるわけでなはい。

ゴルフでのコリと揉んだことへの防御反応について

整体の範疇の不調は、カラダに付帯する緊張の蓄積が許容範囲を超えることで起きています。

緊張の蓄積を開放して、それが少なくなることで痛みなど不調が消えていきます。

付帯する緊張が少ない状態を維持することで、不調が出にくいカラダにもなります。

 

今回は、カラダにまだ余裕ができていない状態でゴルフをされたので、部分的に許容範囲を超えてコリが出てきた。

緊張箇所を揉むことで、自律神経の仕組みが反応してその箇所の緊張がかえって高まることになった(防御反応)。

コリの慢性化状態では、防御反応による悪化があってもその差を感じにくい状態になっていますが、施術によって緊張の蓄積が少なくなっている状態で起きた防御反応はわかりやすく、きつく感じることがあります。

緊張の蓄積現象についての詳細は、

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム(緊張の蓄積現象)
整体チェック法を使った施術でその場で起きる変化から、『どこに何の技を入れて変化したのか。』を知ることができます。 入れた技の種類や入れ...

をご参照ください。


産後3ヶ月で出てきた臀部痛と足のしびれ感

坐骨神経痛を改善し、予防としてメンテナンスでご利用の常連様が、ご出産後に以前と同じ箇所に痛みが出てきたのでご来院。

ご出産から3ヶ月経っています。

妊娠中もメンテナンスされていたので、ややこしくはないと思いますが、どんな感じでしょうか?

「急にお尻に痛みと足に痺れを感じたので。」30代女性

「育児で忙しくてなかなか来れなくて。」

「でも、急に前痛かった箇所に痛みと痺れを感じたので来ました。」

 

赤ちゃんとお姉ちゃんはご主人に預けてタクシーでご来院。

 

動いていただくと、

左臀部下部に痛み。左足に痺れ感。

初回の時のような酷いレベルではありません。

整体要因リレーション

左臀部下部の痛み・左足の痺れ感:

  • ストレスによる内部の緊張との連動 40%
  • ストレスが直にかかわっている 20%
  • 脚部全体の緊張との連動 40%

施術経過

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。

 

出産時のストレスマスキングが反応してきます。

マスキング層に紐付く奥の緊張層の開放。

ストレス系で沢山出てきます。

 

上のお子さんの関連でのマスキング層も反応。

同様に、ストレス系緊張層の開放と、部位間の緊張連動を解放して動きの確認。

 

「お尻のところ大丈夫です。」

「足も痺れ感ないです。」

「肩のコリが残っています。」

 

再調整で、

 

「肩こり大丈夫です。」

「楽になりました。」

 

「次いつ来れるかなあ~。」

小さなお子さんと赤ちゃん。育児と家事の両立。大変ですね。

「あれしなきゃって、焦る毎日なんです。」

がんばってください。

整体所感

産後の骨盤調整に必要なこと

骨盤周囲のバランスを正常に、弾力のある状態に保つことを骨盤調整といいます。

これは、捻ったり押したりすることでは達成できません。

産後に一番大切なのは、出産時のストレスマスキングの影響を開放することだと産後の施術を通じて感じています。

古い緊張層がマスキング現象によって自然に開放されにくくなるんですね。

育児中で大量の緊張はあったがメンテナンスのおかげで複雑化していなかった

やはり、妊娠中も含めてメンテナンスをずっと続けていただけてくださっていたので、蓄積が複雑化していなくて施術としてはスムーズでした。

しかし、緊張の蓄積量は育児中の方に共通で多かったです。

 

冷え・ストレスによる自律神経の乱れと緊張の蓄積現象についての詳細は、

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム(緊張の蓄積現象)
整体チェック法を使った施術でその場で起きる変化から、『どこに何の技を入れて変化したのか。』を知ることができます。 入れた技の種類や入れ...

をご参照ください。

 


育児の疲労が溜まりすぎで自分の食事すら面倒に

育児は本当に大変ですね。

一年前、ブログ 「 産後の尾骨痛 」でご来院された30代女性が育児疲れでご来院。

尾骨痛はあれ以来大丈夫だったみたいですが、今回かなり疲弊されています。

育児疲労で自分の食事すら「食べなくていいや」と考えるまでに疲弊した30代女性

「全体的に疲労しています。」

「アレルギーで、夜、咳鼻水がひどくて、咳で左あばら骨に痛みが出ています。」

「背中のこり、首コリ、顎の下も重いし、喉からおへそまでおかしくて、重くて突っ張る。」

 

30代女性。

動いていただくと、

後屈で背中のこりで反れない、頭を上に動かすとアゴから下おへそくらいまで突っ張りが強まる。

整体要因リレーション

下あごから胃にかけての痛み:

  • 冷えからの内部の緊張との連動 20%
  • ストレスが直にかかわっている 20%
  • 脚部全体の緊張との連動 40%
  • 喉に蓄積した疲労系緊張との連動 20%

背中の痛み:

  • 冷えからの内部の緊張との連動 20%
  • ストレスが直でかかわっている 20%
  • 脚部全体の緊張との連動 60%

施術経過

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。

古い事故マスキングも反応してきます。

紐付く奥の緊張の開放と全身の部位間の緊張連動を解放して確認。

 

「わ!首が動きます。」

後屈で、

「うわっ。曲がる。背中大丈夫です。」

「左のあばら骨も痛みが減ってきました。」

 

「ぶつけたような痛みが胸の飛び出した骨のところにあるんですけど、これが残っています。」

下アゴからみぞおちまでの辛さが減りましたが、胸鎖関節一点に痛みが残っているみたいです。

 

再調整で、

「うわ。体が軽い。」

「左あばら骨が完全に痛くなくなっている。」

「胸の飛び出したところの痛みも無くなりました。」

 

「胃のあたりに違和感が残っていますが、おなかがすいているからかな?」

「育児が忙しくて、ゆっくり食事できなくて、とらなくてもいいやって気持ちにまでなっていたんです。」

 

再調整で、

「胃の周り大丈夫です。」

「息がすごく吸いやすい!楽です。」

 

冷え(温度差による自律神経の乱れ)が関わっていたので、冷え取りの最適条件をお伝えしました。

二週間以内にもう一度受けていただくとカラダに余裕ができてくると思います。

育児されている方に共通の緊張の蓄積パターン

冷え(温度差)・ストレスにより自律神経が乱れてカラダ(筋膜・内臓)に緊張がかかる。

量的に多くの緊張が蓄積していたケースで、育児中の方によくみられます。

下あご、喉、首、胸にお辛さが集中していましたが、アレルギー性の咳の疲労というより、事故マスキングが上半身を覆っていたので、その影響で首中心の上部にお辛さが現れやすくなっていたと施術経過から感じます。

 

冷え・ストレスによる自律神経の乱れと緊張の蓄積現象についての詳細は、

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム(緊張の蓄積現象)
整体チェック法を使った施術でその場で起きる変化から、『どこに何の技を入れて変化したのか。』を知ることができます。 入れた技の種類や入れ...

をご参照ください。

整体所感

呼吸が浅くなっていたことに、最後の方で気づかれましたが、緊張の蓄積が減るに比例して内部も含めて様々な部位が自由になるので元の様に深く吸えるようになりました。

辛さも同様に比例します。

冷え(温度差)の影響もたくさんあったので、冷え取りを継続していただけていたら、今回の様に酷い状態にはなっていなかったと思われます。

ご本人も冷え取りの大切さに気付かれたご様子です。

 

あばら骨の痛みは、咳をしすぎて傷んでしまっている状態かと思いましたが、意外と緊張の蓄積で起きている現象でした。

カラダのバランスから咳の時の負荷が一か所に集中したことで、セーブをかける意味で緊張がそこに沢山かかったのだと施術経緯から推測しています。

育児と家事がんばってください。


左膝裏が痛くてしゃがめない!最初は腰痛だけだったのに

辛い箇所に刺激を入れると、カラダの防御反応から、かえってその箇所が硬くなります。

今回は、防御反応によってしゃがめないレベルに膝裏が痛くなっているケースです。

左膝裏が痛くてしゃがめない!最初は腰痛だけだったのに肩甲骨や膝裏まで広がった40代女性

「しゃがんだら膝と腰がすごく痛いんです。」

「2年前は腰痛だけだったのですけど。」

「1年後には左の肩甲骨へ、その後に、左の膝裏まで痛みが広がって、MRIでは異常無しだったんです。」

「左の肩甲骨から膝裏まで筋が張ったようになっています。」

 

40代女性。

 

しゃがむとヒアリング通り左膝裏の痛みと左腰痛でしゃがんでられない状態。

前屈をしていただくと、左腰の痛み、左膝裏の突っ張り。

頭を動かすと左肩甲骨の痛みが際立ちます。

施術前の痛点の図

整体要因リレーション

しゃがみ時の左膝裏痛と左腰痛:

  • 冷えからの内部の緊張との連動 20%
  • 全身に覆われた緊張層との連動 20%
  • 脚部全体の緊張との連動 60%

左肩甲骨痛:

  • 冷えからの内部の緊張との連動 20%
  • 全身に覆われた緊張層との連動 20%
  • 脚部全体の緊張との連動 60%

整体チェック法でチェックすると同じリレーションで反応してきます。

「左側の筋が張っている。」という表現があったのですが、肩甲骨から膝裏まで同じ要因で緊張がかかっていて、上図3点で痛点として強調されている状態でしょう。

施術経過

初回施術

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。

全身のストレス系緊張層がチェック法に反応してきました。

刺激の強い施術を受けてこられたことの防御反応とマスキング現象が反応します。

 

マスキング層に紐付く緊張を開放させて中間確認。

起き上がる段階で、

「首が痛い!」

奥に潜んだ痛みが表面化してきました。

しゃがむと、

「膝裏も腰もまだ痛いです。」

 

再調整で、

「首消えてきました。動かすと右に出ます。」

「腰の痛みが両方になってきました。」

しゃがむと、

「膝の裏はマシになってきています。不思議!」

 

カラダに付帯する緊張を取る過程で、奥の緊張層が表面化するので、痛みの位置が動いたり、最初に出ていなかった箇所に痛みが出たりします。

再調整を繰り返して、しゃがんだ時の膝裏は消えて、しゃがんで立つときの腰の痛みが少し残る。前屈で前の骨盤に違和感、後屈は腰両方に少し痛みが残る。左肩首に痛みが残る状態で終了。

冷え(温度差による自律神経の乱れ)が関わっていたので、冷え取りの最適条件をお伝えして、ストレッチやマッサージなど一切やめていただくことをお伝えしました。

2回目 前回から7日後

「痛みが色々出てきました。」

「膝裏は前より弱いです。」

肩甲骨から膝裏までの、左全体の張りは無くなっています。

動きの確認で、

しゃがむと両方の腰と左膝、痛みは前より弱いです。

それ以外も前回術後の箇所に痛みが戻っている状態。

 

同様の施術で、今回は過去の2回の事故のマスキング層が反応してきました。

最終、しゃがみの膝裏痛は無し、しゃがみ立つ時お腹に響く。頭を動かせる可動域はアップ、左肩甲骨に痛み残る。前屈でお腹に違和感、後屈で両方の腰に痛み少し残る状態で終了。

3回目 前回から12日後

「左腰が痛いです。」

「でも、膝裏の痛みは大丈夫になりました。」

 

動きの確認で、

しゃがむ時と前後屈で腰の低めの位置に痛み。

 

同様の施術で、後屈で腰に少し残る状態で終了。

4回目 前回から21日後

「全体的に楽になりました。ありがとうございます。」

「普段、左腰が気になることはあります。首も時々。」

「膝裏は全く痛くないです。」

 

動きの確認で、

しゃがみは全く問題ない。後屈で腰にひびく、頭を左に動かすと左肩甲骨上部で痛み。

動きがスムーズで痛む箇所も程度は低くなっています。

この施術で区切りになりそうです。

防御反応がかかわり複雑に悪化したケース

マッサージなど、刺激の強さや入れるポイントによっては、逆に緊張が強まってしまう場合があります。

刺激に対して守ろうとするカラダの防御反応がかかわってくるからです。

 

施術で入れた技の経緯から、防御反応がかかわることで、腰から肩甲骨や膝裏まで緊張(痛み)が広がっていたケースでした。

整体所感

防御反応が関わって悪化すると、施術としては複雑になる場合が多いので注意が必要です。

基本的には、整体の範疇で起きている不調は、その箇所がどうにかなっているのではなく、自律神経がかかわる緊張の蓄積現象や連動現象によって起きているので、刺激やストレッチによって緊張の蓄積が減っていくわけではありません。

  • カラダに付帯した古い緊張を開放していく
  • 緊張が入る要因(冷え・ストレス)に対し対策をしていく

ことが大切です。

 

文中に分かりにくい表現があると思います。

冷え・ストレスによる自律神経の乱れと緊張の蓄積現象についての詳細は、

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム(緊張の蓄積現象)
整体チェック法を使った施術でその場で起きる変化から、『どこに何の技を入れて変化したのか。』を知ることができます。 入れた技の種類や入れ...

をご参照ください。


右のお尻から足先まで痛みと痺れでカラダが曲がらない

これといってきっかけがあるわけでではなく突然不調が出始めることはあります。

痛みはカラダが発するシグナルなので、必ず理由があります。

大切なのは、辛さが刺激によって解決すると考えないほうが良いです。むしろ、坐骨神経痛のお客様はマッサージやストレッチで悪化されて来られている方が多いです。

右のお尻から足先まで痛みと痺れでカラダが曲がらない40代女性

「右のお尻が一番痛くて、足先まで痺れがあります。」

「最初(半年前)は、お風呂上りに電気が走る感じが時々だったのが、寝るのが辛くなってきて整形外科に行きました。」

 

「整形外科の検査では異常なしだったので、整骨院に2ヶ月通いました。」

「寝るときの痛みは消えたのですが、整骨院に通う前はできていた前屈ができない様になって、車に乗ると痛いし、椅子に座って靴下が履けないです。」

 

40代女性。

前屈をしていただくと、

前屈(ご来院最初の状態)

お尻から下の痛みと痺れでほとんどカラダが曲がらない状態です。

後屈も同様で、手を挙げてもお尻が痛む状態。

整体要因リレーション

右の坐骨神経痛

  • 冷えからの内部の緊張との連動 20%
  • 全身に覆われた緊張層との連動 50%
  • 股関節とハムストリングスの緊張との連動 20%

全身に覆われた緊張はストレス系の緊張が反応してきます。

施術経過

初回施術

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。

 

すぐに全身のストレス系緊張層がチェック法に反応してきました。

刺激に対する防御反応と心的と思われるストレス系緊張層です。

 

次に太ももと肩の連動や脛と足首の緊張連動、マラソン大会に参加された時のマスキング層もチェック法に反応してきます。

緊張連動の開放を進めて、チェック法の反応が落ち着いたところで中間確認。

 

「後屈、ここが痛い。」

痛みの位置が移動しています。

「前屈は少し曲がってきました。」

可動域アップしています。

 

再調整で、

「立った状態で痛い。」

奥に潜んだ痛みが表面化してきました。

 

5回ほど再調整を繰り返して、立位はおしりに違和感、前屈で右お尻に少し痛み、後屈は腰に少し痛みが残るが、可動域はアップして終了。

初回の前屈の可動域変化の比較図

冷え(温度差による自律神経の乱れ)が関わっていたので、冷え取りの最適条件をお伝えして、ストレッチやマッサージなど一切やめていただくことをお伝えしました。

2回目 前回から5日後

初回、緊張の蓄積が減った分の変化がその場で起きましたが、日の経過で奥に潜む緊張が表面化することで痛みや可動域は少し戻ります。(好転反応)

初回同様の施術で可動域は前回終了と同じレベルで終了。

2回目施術の前屈の可動域変化の比較図

3回目 前回から11日後

戻りはありましたが、施術後の可動域アップ。

施術中の痛みは変化してますが、日常ではまだまだ辛さがあります

3回目施術の前屈の可動域変化の比較図

4回目 前回から21日後

前回の術後、車に乗る時の痛みの頻度が少なくなってきました。

4回目施術の前屈の可動域変化の比較図

5回目 前回から17日後

怪我のトラブルがあって、その影響を取るのが主になりました。

可動域の変化は平行線です。

5回目施術の前屈の可動域変化の比較図

6回目 前回から21日後

日常での大きな変化を感じていただけるようになりました。

「そんなに痺れを感じない。気にならなくなって。」

「ちょっといっぱい歩くと腰にくることはありますけど、お尻は違和感が減って動かしやすいです。」

「だから、靴下履くのも履きやすくて楽になりました。」

よかったです。

6回目施術の前屈の可動域変化の比較図

7回目 前回から23日後

「日常の普通の動作では痛みは出ません。」

「走ったりジャンプでお尻に少し出ます。」

「家で前屈すると、床に指が着く時もあるんですよ!」

さらに調子良くてよかったです。

可動域もさらにアップこの施術で、区切りになると思います。

7回目施術の前屈の可動域変化の比較図

(※後屈についての経過が表現されていませんが、前屈に比例する形で後屈の可動域もアップしています。)

元々はよくある冷え(温度差)や日常のストレスによる影響で緊張の蓄積が起きていたと思われる

文中に分かりにくい表現があると思います。

冷え・ストレスによる自律神経の乱れと緊張の蓄積現象についての詳細は、

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム(緊張の蓄積現象)
整体チェック法を使った施術でその場で起きる変化から、『どこに何の技を入れて変化したのか。』を知ることができます。 入れた技の種類や入れ...

をご参照ください。

施術で反応してきたマラソンのマスキングは、足に症状が出るきっかけになっていただけで、元々は普段の冷えやストレスの影響が徐々に増えて寝ても痛い状態になっただけだと、技を入れた経緯から推測できます。

緊張の蓄積現象の図

その後の刺激治療によって防御反応が加わり、さらに緊張が高まって可動域が減少していった。

防御反応とは、カラダが刺激に対して守ろうとして入れてくる緊張なので、緊張層の蓄積という意味では厄介な強い緊張層が刺激を受けるたびに増えているとイメージしていただければと思います。

上図のような緊張をマッサージやストレッチで減らすことは理論上無理がありますし、刺激の強さや入れる場所によっては防御反応が加わるので注意が必要です。

整体所感

冒頭にも記しましたが、坐骨神経痛のお客様はストレッチやマッサージで悪化されて来られることが多いです。

その場合、緊張層が大量に付帯している状態なので、改善に回数がかかってしまう場合があります。

したがって、明確な日常の変化を実感していただけるのも遅くなる場合があります。

病院で異常がないことが前提ですが、

新たな緊張が入らないように気を付けていただいて、古い付帯した緊張を取っていけば、それに比例して可動域や痛みは改善していきます。


座ると左のお尻が痛い女性の5年ぶりの再来院

5年ぶりで同じ箇所の同じ痛みです。

再発の原因は何でしょう?

座ると左のお尻が痛い女性の5年ぶりの再来院

ブログ 「 座ると左のお尻が痛い 」女性が再来院。

 

「座ると左お尻が痛くて、骨が当たる感じの痛みです。」

「一か月前から出始めました。」

 

5年前と同じ痛みの出方です。

整体要因リレーション

左坐骨(お尻)の痛み

  • 冷えからの内部の緊張との連動 20%
  • ストレスの影響 10%
  • 脚部の緊張との連動 35%
  • 肩の緊張との連動 15%
  • 頭の緊張との連動 20%

施術経過

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。

刺激などを入れられていないので、防御反応が少なく、スムーズに緊張の開放が進みます。

 

チェック法の反応が落ち着いたところで中間確認。

「最初と全然違います。良いです。」

「まだ少し当たる感じがあります。」

 

再調整ではマスキングが反応してきました。

奥には内部との緊張連動が再度反応。

開放して確認。

「全然大丈夫です。当たっていない。大丈夫です。」

 

短時間でお辛さは取れました。

冷え(温度差による自律神経の乱れ)が関わっていたので、冷え取りの最適条件をお伝えして終了。

冷え(温度差)による影響が主要因で緊張の蓄積が起きていた

人によって症状の出やすい箇所は繰り返される傾向があります。

今回は、温度差による自律神経が乱れて入る緊張がじわじわ蓄積して、5年後にカラダの許容範囲を超えたものと思われます。

 

自律神経の乱れと緊張の蓄積現象についての詳細は、

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム(緊張の蓄積現象)
整体チェック法を使った施術でその場で起きる変化から、『どこに何の技を入れて変化したのか。』を知ることができます。 入れた技の種類や入れ...

をご参照ください。

 

5年後とは、結構長持ちしましたね。

整体所感

5年前とは、施術体系が改良されているので、同じ症状でも随分短時間で済みました。

痛みが出ても、そこに刺激を入れないほうが良いということを守ってくださっていたおかげもあると思います。

冷え取りに気を付けていただくだけで、しばらくは整体は必要ないでしょう。


ストレスからの首痛で頭を動かせない

職場の人が急に辞めたりすると、残った人はかなりの忙しさになりますね。

ストレスによる自律神経の乱れ。

整体的不調に大いにかかわりがあります。

仕事の忙しさから強い首痛で横を向けない 40代女性

「一昨日から急に左に向けなくなって、今は右にも向けないし、寝ようとカラダを傾けようとするだけで痛いんです。」

「痛みは左の頭と首の境目が特に痛くて、硬くなっています。」

「頭痛があるし、昨日は吐き気もありました。」

「兆候としては、一週間くらい前から肩が重いのが出ていました。」

 

一年ぶりのご来院。40代女性。

 

左の頭と首の境目あたりがしこりのように硬く痛い状態になっていて、頭を動かせない。

整体要因リレーション

(左の首痛)

  • ストレスからの内部の緊張との連動 20%
  • ストレスの影響 20%
  • 脚部の緊張との連動 60%

施術経過

横になるのがきついので、座った状態で施術をおこないます。

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。

 

ストレス系の緊張層の開放と部位間連動の開放を繰り返して、時折、頭を動かしていただいて確認します。

かなり緊張の量が多く、痛みや可動域の変化の兆候が見えてこないです。

 

整体チェック法で体勢変更の反応が出たので、うつ伏せで施術継続します。

 

反応してくる緊張の種類は同じですが、ひたすらその緊張の蓄積を開放して確認。

「あっ!動く。」

「まだ痛いですが。」

「肩は楽になっています。」

 

再調整を繰り返すなかで、可動域が悪く戻ったり良くなったり、そして、痛みの位置の移動もあって、最終は、

「後頭部に痛みが移っています。」

可動域は少しマシな状態で終了。

2回目施術(2日後)

「次の日の朝はわりとすんなり起きれました。楽です。」

「左に向きにくいのがありますが、痛みは無くなっています。」

「左にあった頭と首の境目の硬さも柔らかくなっています。」

 

よかった。

治癒力がうまく働いてきています。

同様の施術で可動域アップ。

施術としてはこれで区切りになると思います。

ストレスが主要因で緊張の蓄積が起きていた

自律神経の乱れと緊張の蓄積現象についての詳細は、

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム(緊張の蓄積現象)
整体チェック法を使った施術でその場で起きる変化から、『どこに何の技を入れて変化したのか。』を知ることができます。 入れた技の種類や入れ...

に書いていますが、

今回は緊張の蓄積量がかなりの量で、その場で変化を確認できるまでに時間がかかりました。

「職場で急に辞めた人がいて、忙しくなったんです。」

責任感、感情、疲労、さまざまなストレスによって自律神経が乱れてカラダに緊張としてかかり、それがカラダに残りやすく蓄積として進行してしまったものと思われます。

整体所感

ストレスは、蓄積ではなく単一の事象による緊張でも、激痛のような痛みで出てしまう事例があります。

今回のケースは蓄積の量が許容範囲を大きく超えて起きていましたが、整体的不調と心的ストレスとの関係は整体施術の難易度にかかわってくる要素になります。

突発的なことは誰しも経験することだと思いますが、責任感の強い人ほどその影響が自律神経の乱れにつながっていると感じています。

 

カラダにかかった緊張は日々リセットできればそれに越したことはありません。

私自身、自分でストレスをリセットする手法を模索して、良かったものはお客様にもお勧めしています。

意外に思われるかもしれませんが、冷え取り(半身浴、足湯など)も自律神経の安定効果がありますので、暑い時でもシャワーだけで済まさないことは、とても意味があることだと感じています。


酷い寝違え?首から肩、二の腕まで広がる強い痛み

普段受けているストレスと体調とは必ず関係があるのですが、自分自身ではなかなか気づきにくいです。

「あ~。今日は嫌なことがあったっから、〇〇をしてリセットしてから寝よう。」

とか、ストレスを自分で調整できるといいのですが...。

酷い寝違え?首から肩、二の腕まで広がる強い痛み 40代女性

「寝違えはここ何年かよくありました。でも、数日で消えていたんです。」

「今回、一週間まえくらいから出て、消えないだけでなく二の腕まで広がってきて。」

「歯磨きや髪を洗う姿勢が特につらいんです。」

 

ご紹介でご来院40代女性。

 

痛みは右側に出ています。

動いていただくと、上を向こうとすると首に強い痛みで上を向けない、後屈はほとんど反れずに首と肩に強い痛み。

整体要因リレーション

(右の首肩痛)

  • 冷えからの内部の緊張との連動 20%
  • ストレスの影響 20%
  • 脚部の緊張との連動 60%

施術経過

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。

まず最初にストレス系の緊張層が反応してきました。

今置かれている状況が関わっているみたいで全身を覆っています。

 

開放すると、内部や脚部と連動した緊張層が反応してきました。

開放して中間確認。

 

頭を動かしていただくと、

「あ!さっきより上がります。」

「腕に広がっていたのが消えている。」

 

可動域が増えましたが痛みはまだ強いです。

再調整して確認。

「まだ痛いけど肩の痛みが後ろに移動しました。」

 

再調整で、

「あ、首の痛みがなくなって、肩の一点だけになりました。」

 

再調整を繰り返して、最終は、右肩の一点の痛みが少し残り、後屈の可動域もアップして終了。

2回目施術(一週間後)

「今はだるい感じが二の腕まであるのですが、痛みは無くなりました。」

 

動いていただくと、頭を上げた時につる感じが肩に出るくらいで、前回のような強い痛みは消えています。

当時抱えていたストレス事象も解決しているみたいです。

前回同様の施術でつる感じやだるさも無くなり終了。

元々カラダに余裕がない状況で強いストレスが影響してしまった

施術の経緯から、慢性的に冷え(体内の温度差)による自律神経の乱れからくる緊張の蓄積が占有した状態で、カラダの許容範囲に対して余裕がない状況だったと思われます。

そこに、ストレスからの自律神経の乱れが起きて緊張が加わり許容範囲を超えてしまった。

 

ヒアリングからわかった今回の主のストレスは責任感ストレス。

期限付きの仕事の期限が迫っている状況でした。

 

今回、いつもより強く痛みが出て長引いたのは、暑い時期で温度差による自律神経の乱れが起きやすかったことや、責任感的な要素はストレスとして強く影響が出やすいし、期限間近だったことが考えられます。

 

自律神経の乱れと緊張の蓄積現象についての詳細は、下記の不調の発生メカニズムと合わせてご参照ください。

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム(緊張の蓄積現象)
整体チェック法を使った施術でその場で起きる変化から、『どこに何の技を入れて変化したのか。』を知ることができます。 入れた技の種類や入れ...

整体チェック法を使って緊張層を順序良く紐解くことでその場で辛さは変化していきます。

整体所感

2回目の施術の時は、マスキング現象として過去の2回の事故が反応してきました。

マスキングに紐付く古い緊張を開放できたので、その分カラダに余裕ができたと思います。

 

反応したマスキングは右肩に残るつる感じとの関連もありました。

過去に付帯した緊張層がそのまま残っていることはよくあって、それが痛みの出る位置の傾向にも関係したりします。

 

普段、自律神経を乱す要因に着目して、その影響を日々リセットできるような習慣を身に着ければ緊張の蓄積が起きにくくなります。

つまり、不調の出にくいカラダに変わっていきます。

 

冷え取りは個人ごとの最適値を守ると自律神経の安定効果も期待できます。

ストレスの影響を軽減するプログラムがNHKで放送されていましたが、それらも有効だと自分で試したりお客様のご意見からも感じています。


右肩の手術入院から退院したら不定愁訴や痛みがでてきた

「あの時以来、調子が悪くて...。」

よく伺うお言葉です。

医療的には完治しているのに、調子は以前と全く違ってしまった。

しかし、このような不調も、自律神経の乱れが関わる緊張の蓄積現象に着目すると改善のきっかけがつかめることがあります。

右肩の手術以来の、食欲減退・めまい・右肩の強いこり・指のしびれ・後頭部痛で悩む 70代女性

「手術入院から退院したとたん血圧がすごい上がって、それ以来、自律神経失調症みたいになって。」

「右指がしびれて、右肩がすごいこる。」

「食欲がなく食べても美味しゅうない。」

「体操みたいに動くとめまいも起きます。」

 

ご近所の70代女性。

 

手術は7ヶ月前。ベッドから落ちて右肩の脱臼と骨折で手術入院。

退院後、食欲がなく体重が4kg減ったそうです。

動いていただくと、右肩首の痛みで右腕が上げにくい、頭を動かすと首の後ろと右側面に痛み。

整体要因リレーション

(右の首肩痛)

  • 冷えからの内部の緊張との連動 40%
  • ストレスの影響 20%
  • 太ももの緊張との連動 20%
  • 肩全体の緊張との連動 15%

(指のしびれ)

  • 冷えからの内部の緊張との連動 20%
  • ストレスの影響 30%
  • 脚部の緊張との連動 40%
  • 胸の緊張との連動 20%

マスキング層として

  • ベッドから落下した時のマスキング層
  • 今回の骨折に伴う手術に対してのマスキング層

が反応。

施術経過

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層を相対解除の間接手法で順序よく解いていきます。

マスキング層の反応を確認し、それに紐付く緊張を開放していきます。

元々美容師をされていたので脚部に蓄積した古い緊張が反応することと、冷え(温度差による自律神経の乱れ)によるカラダ内部の緊張との連動が目立ちました。

 

中間確認。

挙上と頭を動かして、

「あれ?痛くない。肩と首痛くない。」

「受けてたら身体がだんだん熱くなってきたんですよ。」

「指はまだしびれています。」

 

緊張が緩んで減るに比例して代謝が良くなりカラダが温かくなったりします。

再調整で、

「目がよく見えます。まゆの痛みもない。」

「指がジンジンするのが無くなりました。」

 

最終、指は違和感残り、肩首は右首に少し残る状態で終了。

 

内部の緊張は冷え(体内の温度差)がかかわって蓄積していたので、冷え取りの最適値をお伝えして終了しました。

2回目の施術(9日後)

「指のしびれは戻ってきました。でも、良い時もあります。」

「めまいは無くなりました。」

「首は右側につる感じが残っていて、肩コリも少し出てきました。」

「食事は前より美味しいと感じるようになりました。食べて美味しい。」

 

同様の施術で、お辛さ無くなり終了。

一ヶ月後のお電話

「食欲が戻って、食事が美味しい。」

「調子が良いんで、様子を見てみます。」

2週間後 ご近所の集まりで

「体重が元に戻って調子良いんよ。」

とのことで、元の元気な状態に戻っていたことを妻から聞きました。

ベッドから落ちた時にカラダにかかった広い緊張層が滞りを生んでいた

傷や骨折は完治していても前の状態に戻らないどころか、新たに不調が付きまとうようになった。

こういうことはよくあります。

事故後に何ともなかったのにしばらくして首が痛くなるような現象と同様と施術を通じて感じています。

これは、カラダにショックが加わった時に、広い範囲で緊張がカラダにかかること(マスキング現象)で治癒力に滞りが起きて発生していることが多いのです。

つまり、マスキング現象が、その奥にある緊張の蓄積の自然な開放を妨げているのです。

下記、不調の発生メカニズムと合わせてご参照ください。

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム(緊張の蓄積現象)
整体チェック法を使った施術でその場で起きる変化から、『どこに何の技を入れて変化したのか。』を知ることができます。 入れた技の種類や入れ...

今回、整体チェック法を使ってマスキング層を捉え、奥の緊張を順序良く紐解くことでその場でどんどん辛さが変化していきました。

整体所感

今回、マスキング現象が緊張の開放の妨げになっていましたが、元々の蓄積がなぜ起きていたかということを知っておくことが大切です。

温度差によって自律神経が乱れてカラダに緊張がかかります。

今回、主には、この温度差による緊張の蓄積が不調に大きくかかわっていました。

過去からの蓄積なので、普段の習慣改善で防げていたら、同じようなことが起きても今回のような不定愁訴や痛みにはなっていなかったと考えられます。

 

他に気を付けることとして。

医療的に完治している状態なのに不調が出てくると、辛い箇所に物理的に刺激を入れたくなってきますが、これはかえって緊張の蓄積を複雑化させてしまう場合があります。

脳が理由があって入れている緊張に対して、物理的な刺激でそれを直接的に開放させるということは理屈の上で無理があります。